michael

大天使ミカエル

旧約聖書に登場する最も偉大な天使のひとり
また、ドイツなどでは守護聖人に位置づけられている

人名に多く用いられ、マイケル(英語)、ミヒャエル(ドイツ語)、ミシェル(フランス語)、ミケーレ(イタリア語)、ミゲル(スペイン語・ポルトガル語)、ミハイル(ロシア語)、ミカ(フィンランド語)などキリスト教圏では極めてポピュラーな名前である


私の好きなMichael Schenkerはドイツ人であるため、ミヒャエル・シェンカーと発音されるのが普通であるが、彼の場合はマイケル・シェンカーという英語読みがすっかり浸透してしまっている

祖国ドイツを飛び出し、イギリスのUFOに参加するため活動の場を英語圏に移したことがその要因だろう
実際、そのUFOが英語圏でブレイクしたため、マイケルの名がイギリスやアメリカで一気に知れ亘った

その頃日本ではまだマイナーだったマイケルは、雑誌などで取り上げられる場合もドイツ人を意識したミヒャエルでの表記が一般的だった
ところが、MSGとして再起を図るや否やその名が瞬く間に広がり、いつの間にかマイケルという呼び名が定着した


マイケル自身もかつてこう語ったことがある

マイケル・シェンカー(英語読み)は、ミュージシャンとしての自分の名であり、
ミヒャエル・シェンカー(ドイツ語読み)は、プライベートな自分を指す時の名であると―

つまり、芸名と本名―公私を使い分けているらしい



私の本名はmikaである
(言っちゃった..(^^;)

HNのmicha*がマイケルに由来することは、誰もが想像できるだろう
ただ、このHNを思いついた時は“大天使ミカエルに由来する人名のマイケル”という認識しかなかった

今回、初めて気付いたこと―
それはマイケル＝ミカという事実だった！


北欧諸国においてミカが男性名に多くみられるのは知っていた
しかしながら、何故ミカなのかが解らなかった

解らないのも無理はない...
ここ日本ではミカが女性名として定着している

カオルやヒロミなどのように性差に関係なく用いられる名もあるが、ミカという男性名は聞いたことがない

(ちなみに、美樹と書いてヨシキと読ませる従兄弟が、いる)
(彼は女性とよく間違えられ、困ったそうである)


今でこそミカは珍しい名前ではなくなった

昔は女性名といえば最後に子が付くのが当たり前で、子の付かない名前―ミキ、ユリ、リカ、アキナ、サヤカ、カオリ、ユウナなど―はむしろ珍しかった
それでも何故か同じ名前が私の周りには、いた(笑)


マイケルを好きになった当初は、マイケルとイニシャルが同じということで喜んだ私だったが、イニシャルだけでなく名前まで同じだったなんて！
(きゃあ＊)

マイケルとは出会うべくして出会ったのだと、感慨もひとしおな今日の私だった



余談だが、Courvoisier ConcertやBijou Pleasuretteなどフランス語のタイトル名が稀に見られるマイケルの楽曲は、名も体(中身)もなかなか洒脱でセンスの良さが光る

もしかすると―
あえてフランス語のタイトル名にこだわったのは、その昔UFO時代にフィルがマイケルをミシェールと呼んでいたことと何か関係があるのかもしれない？！
(ないない(爆))
(しかも、このミシェールは男性名のそれ(Michel)ではなく、明らかに女性名(Michelle)的な呼び方だったという) (←だから？(爆))


自分の名が世界に通用する名であることから、子供の頃から気に入っていた
マイケルと係わりがあることを知り、ますます好きになった