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■【室蘭・廃炉金属】(2016,7,7)廃炉原発の金属60トン室蘭に

2018年11月22日 12時28分44秒 | 原発廃炉金属
北海道新聞 2016,7,7

廃炉原発の金属60トン室蘭に 日鋼で再利用試行 線量は基準内 (北海道新聞)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/167.html
阿修羅より


【室蘭】廃炉となった原発の金属廃棄物の再利用技術を開発する国の事業の一環で、資源として扱える金属60トンが7日午前、室蘭市の日本製鋼所室蘭 製作所に搬入された。廃炉原発で使われていた金属が道内に持ち込まれるのは初めて日鋼はこの金属で、低レベル放射性廃棄物の処分容器3個を試作する。

 金属は炭素鋼。解体工事中の日本原子力発電東海原発(茨城県東海村)で、燃料取替機を移動させるレールとして使われていた国は国際原子力機関 (IAEA)の安全指針を踏まえ、金属廃棄物を資源として再利用できる基準を、人体が受ける放射線量で年間10マイクロシーベルト以下と法令で定めた。日鋼は安全性が確認されているとして事業を引き受けることにした。

--------(引用ここまで)-----------


放射能を帯びた廃棄物は再利用するべきではありません。
いくら基準を設けたところで、必ず不正が起きて危険なレベルの廃棄物が出まわり再利用されます。

台湾では、放射能汚染された鉄筋がアパートに使われ、深刻な被害が出ました。

1980年代に建設された台北市の「民生」アパートで、住民300人のうち14人に甲状腺がんが発生、
染色体にも異常が見られました。
アパートの鉄筋にコバルト60が含まれていて、年間1000ミリシーベルト(毎時114マイクロシーベルト)もの
放射線を発していたことが原因でした。一般人の被ばく限度の1000倍です。

実は1985年には鉄筋が放射能汚染されていることがすでにわかっており、台湾原子力委員会の所長が
隠ぺい工作を指示したことが判明し、有罪になっています。

ほかにも放射能汚染された鉄筋を使っているビルが140棟、一般家屋は1500棟もあり、
取り壊しには莫大な費用がかかるので放置されているそうです。

汚染の原因は、鉄筋の製造過程で医療用または工業用の放射性物質が混入したか、
鉄筋の材料が汚染された鉄くずで、原発で廃棄され違法に民間廃品回収業者に流れたものか、
あるいは海外から輸入されたものと見られています。

日本でもこのような汚染騒ぎはすでに起きています。
4年ほど前にブリヂストンの中国製自転車カゴからコバルト60が検出され回収になりました。

放射性廃棄物の再利用により、こういった汚染事件はこれから激増するでしょう。

新居を決めるときは、簡易線量計でもよいですから必ず屋内外の線量をチェックしましょう。
どんな建材が使われているかわかりません。

何かものを購入したときも、線量をチェックすべきです。とくに子供が使うものは要注意です。

面倒極まりないことですが、原発と共存するということはそういうことなのです。


(関連情報)

※「特命リサーチ200X 忍び寄る放射線の恐怖。民生アパートの場合(番組の内容を書き出しました) 」
(みんな楽しくHappyがいい 2011/10/03)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-927.html

※「ブリヂストン:中国製自転車かご コバルト60を検出 (毎日新聞)」(阿修羅・赤かぶ 2012/4/19)
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/925.html

※「新築マンション基礎コンクリートが高汚染 子どもの被曝で判明 社長が被害を過小評価か
(ざまあみやがれい!) 」 (阿修羅・赤かぶ 2012/1/16)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/260.html
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ここまで全て阿修羅より引用です。


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