悔しいですねぇ

古希の祝いも、長寿社会では当たり前になってきました。
単純に長生きは、人の願いであり、人生の積重ねは「徳」だと思う。
ただ、古希前の政治家の訃報は、切なさより悔しさを感じた。
唯漠然と思うのだが、神に召された肉体には「罪も穢れ」は当然ない、
そして魂は、西方にあると言う、極楽浄土に向う準備をしているのだと思う。

でも、20年以上税金を払って、賃金を貰った男の愚痴も聞いて欲しかった。
特に、ここ十年は生活していて酷い物です。
確かお仲間が沢山いらしゃるとお伺いしていますが、改革だの謝罪とか、
素晴しい事もいっぱいされたようですが、世界の富の三分の一を持っている
と揶揄された国が、借金大国になってしまいました。

高齢社会とか、福祉国家とか、人口分布を見れば分かりきったと事を
無視して、今じゃお化けも住まない施設をどんどん作ったり、
個人的な見返りが欲しいばっかりに、安易な約束を交わした。
海外じゃ、気前の良いよき友人になるのでしょう。
でも、あなた方の検証も十分しないで、決めた約束事はあなたの命と
引き換えでは無いはずです。

あえて、あなた方（複数人）は面倒見の良い妙齢の知人が出来て、
ひと時としても、大変楽しい思いをしたかも知れません。
でも、残された弱者を抱えた社会にとって、あなた方が交わした約束は
とてつもなく、重い足かせになると思います。

旅立つ貴方が、一言本当のことを言ってくれたら・・・
多少の足かせは我慢できたかも知れない。
次世代が驚くような、史実に基づかない、安易な条約を結んだ
あなた方の責任は、この国の歴史の中で評価されない、１ページになると思う。

冥福は祈るでも、貴方のこの国の未来を寄り道せずに案じて欲しい。