最近オラクルのオープンソースの買収が多く記事になりますが、それに関した考察の記事が掲載されました。記事の中で以下のような問題をしています。
(引用)
PostgreSQLのように特定企業の支配下にないプロジェクトであれば、単に競合相手を買収するだけの Oracleのような企業に大きく影響されることはないという。だが、MySQLのように特定企業が進めているオープンソースプロジェクトの場合、大きく方向性が変わる可能性がある。
(引用終わり)
コミュニティー開発の恩恵を、オープンソース・ライセンス(GPLなど)からプロプライエタリラインセンスに変更することで受けられなくなったケースがでてきているようです。一過性としては、今オープンソースを採用する弊害となってるベンダーによるサポートの問題等の解決となるのでしょうが、長期的に見るとなぜオープンソースとして発展してきた機能なのかが、わからないようになるのではないでしょうか?結局不必要な機能が盛り込まれ、欲しい機能がない重いSWになってしまいます。
やはり買収されたそのようなオープンソースに対し、GPL版フォークは出てくるが、開発者とユーザーを今後も長くつなぎとめていけるか不安が残るということである。その通りではないかと考えます。しかしBSDみたいなケースもあるからな、予測は難しいです。
TITLE:ITmedia エンタープライズ:Oracleのオープンソース買収熱 (1/2)
URL:http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0602/22/news040.html
TITLE:ITmedia エンタープライズ:Oracleのオープンソース買収熱 (2/2)
URL:http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0602/22/news040_2.html