US企業のActiveGridが、オープンソースソフトウェアを使ってビジネスアプリケーションを構築するためのActiveGrid Application BuilderとLAMP Application Serverの最新版を発表した。これらの製品は，Linux，Apache，MySQL，PHP/Python/Perl（LAMP）といった主要オープンソース・アプリケーションにエンタプライズ級の機能を提供することを目的とするもので2005/8にダウンロード可能になったものが、リリースアップした物です。ここよりダウンロード可能です。
Application Builderは，XMLプログラミング・モデル上でアプリケーション開発を行う環境。グラフィックス・エディタと使いやすい記述言語を介し，アプリケーションの作成／試験／配布がインタラクティブに処理します。XML Schema，XPath，BPEL，XFormsといったXML標準に対応、Windows，Linux，Macintoshクライアント上での利用が可能になっています。一方LAMP Application Server 1.0は，実証済みのLAMPスタックにエンタプライズ向け機能である、プロセス管理，セッションの複製，インタフェース・レンダリング，インタフェース・キャッシング，Webサービス・スタック，ノード間の配備パターン，データ・キャッシングといった機能を追加しています。それにより、既存のバックエンド・システムとシームレスに統合できるようになり、Web 2.0アプリケーションを柔軟に導入することができるとともに，コードを変更することなく最大1024ノードのグリッドに対応できることが特徴です。
バージョン1.5には、先日発表になったIBMの「DB2 Express-C」に対応したエディションも含まれています。さらにパーソナライズされたウェブページの提供するため、新しいアプリケーションを既存のID管理システムと連携させる仕組みも追加されています。
LAMPなどの仕組みをより使いやすくするための、動きではあります。即DB2-Cに対応するなぞ、動向にマッチしてますね。というかIBM色が強いのか。
TITLE:アクティブグリッド、LAMP製品をアップグレード--IBMの無料版「DB2」もサポート - CNET Japan
URL:http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20095697,00.htm
TITLE:アクティブグリッド、LAMP製品をアップグレード--IBMの「DB2 Express-C」にも対応 - ZDNet Japan
URL:http://japan.zdnet.com/news/software/story/0,2000052520,20095698,00.htm