今までは「懲罰」目的だったが、これから「更生」重視で行くらしい。
更生と言っても最初から刑務所に入ることが目的の人に職業訓練を施しても時間と税金の無駄だ。
例えば、ネットカフェで立て籠り事件の犯人となった長久保浩二みたいな相手に「更生」と言っても完全に無駄だ。
諸外国は知らないが、日本は再犯率が高すぎる。
2019年には再犯率が48.8%だったらしい。
コロナで仕事が見つからないのはわかるが、
コロナ以前から半分が刑務所に戻る状態だ。
2007年には約70,000人いた受刑者も
2020年には約39,000人にまで減少していたらしい。
減少したのは望ましいが、再犯率は上昇している。
約2,000人は無期懲役の受刑者なので、再犯率から逆算すると
約18,000人が出所しても長久保浩二のように刑務所に簡単に戻る計算になる。
元受刑者が刑務所に戻るのは「食べて行く」為だ。
元受刑者限定でベーシックインカム導入してはどうか。
生活保護だと「申請」する必要あるが、
ベーシックインカムだと無条件で生活費が出る。
無条件で生活費が出ても「再犯」に手を染めるか。
元受刑者限定でベーシックインカム導入したら「税金の浪費」と猛反対の声が出ると思う。
財源の問題もある。
ただ、2人に1人が刑務所に戻るのは異常だ。
それに刑務所と生活保護だと刑務所で面倒を見る方がコストは高いらしい。
刑務官の人件費があるからだ。
だったら元受刑者限定のベーシックインカムを導入したらいい。
公務員の人件費は少なくなるし、治安も良くなるなら反対する理由はない。
