放置竹林をみんなの集いの場に。

放置されてた竹林をボランティアで整備し、
心を開放しリラックスして過ごしてもらえるような
竹林空間を造っています。

みんなの幸せを願うこころ

2016-12-21 20:06:55 | 施設の子どもたち
「何して お外で遊ぼうか?」私の問いかけに
子どもたちは少し考えて・・
「葉っぱそうじ!」

ということで・・
いつも 遊んでいる 裏山の清掃活動に決定!
袋を持って 出かけました。

なぜか 子どもたちは いつも走っています^_^

張り切り過ぎて 転んだり する子もいますが、
スッと立ち上がり また走り始めます。

葉っぱそうじのはずだったのですが
空きカンが落ちているのを
Kくんが発見!
急きょ ゴミ拾いに変更となりました。

ゴミを拾いながら

登れそうな木を見つけると 子どもたちは、
登り始めたり


きれいな カエデの葉っぱをみつけると
「手とおなじ〜!」と 嬉しそうに手を合わせてみたり


木や枝を見つけては、戦いごっこが始まります。



まだまだ 遊び足りない 子どもたちでしたが
昼ごはんになったので 裏山清掃活動は終了。


いつもお世話になっている
遊び場をきれいにしたい という気持ちが
子どもたちに芽生えたことに感動でした。



子どもたちの「やりたい!」気持ちを 応援したい

2016-12-20 08:04:42 | 施設の子どもたち
久々に暖かく お散歩日和だったので
施設の子どもたちと
恒例の 忍者修行に 山へ出かけました。

散歩に出かけたり、山へ出かけると、
四季の移り変わりが良く感じられます。

子どもたちも、「今日は いつもより暖かいね」とか
「木の葉っぱが なくなったね」など
周りの変化に気がつけるようになってきました。
心が成長してきています!

山に着くと
子どもたちは、崖をよじ登ったり
急な坂道を下ったりするのが大好きです。

途中何度も 転けたり、
崖をやっと登れても 今度はおりれなくて泣きべそをかく子どももいます。

しかし、そんな時 大人は、
すぐには手を貸さず 見守ります。
大げさに 応援もしません。
(心の中では、がんばれ〜!と応援していますが)

なぜなら、子どもたち自身が 「やりたい!」と
思い やり始めたことだから。

すると、子ども同士で手を貸しあったり、
服をドロドロにしながらも、必死で崖をよじ登ったり
慎重に 道を選びながら 歩いたりと
自分たちで 考え 助け合って 見事に達成します。

時には、上手くいかずに 断念することもありますが、
それは、それで 良し。
今は、出来なくても 諦めないで
「いつか 出来るようになりたい!」と思い続けていたら 「出来るようになる!」と 子どもたちに話しています。


正直 見ていて ハラハラする場面もあるのですが
子どもたちの 『やりたい!』気持ちを優先に
大きなケガにならないようにだけ配慮し、
色々なことに挑戦させてやりたいと考えています。

やりたい!と思ってやり遂げた後の
子どもたちの表情は、達成感と自信に満ち溢れ
本当にイキイキしていて素敵です。


自然の中で たっぷり遊び 心も身体も健康に
情操豊かに育って欲しいです。












時間をかけて、じっくりと。

2016-11-16 21:10:52 | 施設の子どもたち
今日は、職場の子どもたちと
散歩に出かけたあと、

以前に山に拾いに出かけた
松ぼっくりが 随分 乾燥して
広がったので
皆んなで、松ぼっくりのクリスマスツリーを
作りました。

はじめに、拾った松ぼっくりと、松ぼっくりの種を
皆んなで 観察し、
拾った時の大きさと現在の大きさの違いや
松ぼっくりの種を高いところから
落としてみる実験をしてみました。

すると・・・
種は、クルクルと回転しながら落ちていきました。

その様子を見た 子どもたちは大興奮!

「もう いっかいやる!」と 何度も 高いところから
種を落として 遊んでいました。

2歳児と3歳児の8人で遊んだのですが、
この位の年齢の子は、素朴なことでも
何度も何度も繰り返すことを喜びます。

しかし、単純なことを 繰り返しながら
色々な発見をしていて

種を落とした直後は、クルクル回転しないことを
ちゃんと 発見しておりました。


さて、たくさん 実験遊びをした後
松ぼっくりに
細かいビーズや、ボタンを付ける作業を
しました。


まだまだ、指先が思い通りには
動かない年齢なので
自分の思う場所に、ビーズが置けなくて
時間が掛かってしまい

途中で 集中力が切れて やめてしまう子も
いましたが・・・

自分達が 山で拾った 松ぼっくりが
徐々に飾られていくと
やはり、嬉しそうな表情を浮かべておりました。

今日1日だけでは松ぼっくりツリーは完成
しませんでしたが、
次回は、ボンドが乾いたら 紙粘土やモールを
使い さらにピカピカに仕上げていきたいと思います。













指先の感覚から学びとること

2016-10-27 21:02:47 | 施設の子どもたち
ここ最近は、日中過ごしやすくなったので
外にお出かけすることが、
多かったのですが

今日は、久々に室内遊びをして
楽しみました。

感覚遊びの大好きな、Sくん とYくんに
何をして遊びたいか たずねると

2人ともが 「ねんど〜!」と
もう ノリノリ。

いつもは、あぶら粘土か小麦粉粘土で
遊ぶのですが

先週 たまたま 別の子と参加した
地域の催し物で されていた
『かたくり粉の粘土』に
子ども達が かなり 興味を示していたので

今日は、『かたくり粉の粘土』遊びを
することにしました。

まずは、たらいに かたくり粉を入れ

はじめに

「どんな色してるかな?」とか
「触ったら どんな感触がするかな?」
など、子ども達に 見た感じで
今から 触るものが どんな物なのか想像してもらいます。

すると、「砂みたいだから、きっと サラサラしてる」
とか「 固そうに見える!」
「固くない!柔らかいで!」

など、予測をたてることを楽しみます。


幼少期に ドキドキしながら
今から起こることを 期待したり
想像することって とても重要で、
子どもたちの考える力を育みます。

さて、
いっぱい 想像や予測をした後
かたくり粉に実際に触ってみると

「やっぱり 柔らかかった!」とか
「柔らかいし、なんだか 温かいね」
など、指先から感じとる新しい発見がありました。


施設に入所してきた 当初は、
だいたい の子どもは、大人の指示を待つのみだったり

指示どころか、落ち着きなく
部屋をウロウロと目的もなく
動き回るだけで
物事を注目して観ることは苦手という子どもが
ほとんどです。

しかし、物事に取り組む前に
よく観察したり 想像したり
思う存分 五感を使って 活動することによって

自ら考え 体験することを楽しむように
なってきました。



たっぷり、かたくり粉の感触を味わったら
色付けした水を 入れていきます。


すると・・・
さっきまで あんなにサラサラしていた
かたくり粉が、固まり硬くなりました。

この変化に 子ども達は
「えー!硬くなってしまったやん・・」と
少し残念そう。

さらに 色水を入れていくと・・

ビックリ!
硬くなった かたくり粉が
とろ〜ん とした状態に
変化しました?

そうなると
子ども達は、俄然 やる気になり
握りしめたり
コップに かたくり粉粘土を入れて
指をブスブスっと 差し込んでみたりと

次から次へと 遊びが広がっていきました。


「つめた〜いなあ!」「アイスクリームみたい」
「切っても切れへん」など

初めての体験にワクワクしながら
また1つ 学びの経験値を増やしていました。









山での素敵な出会い

2016-10-26 16:41:15 | 施設の子どもたち
今日は 職場の子ども達と
大きな 松ぼっくりを探しに
皆んなで 山へ探検に出かけました。

昨日からの雨で 山道は 滑りやすかったのですが
そんなことは、お構いなしに
子ども達は、なぜか?忍者になりきって
山道を歩いて おりました。

今日は、この山道を探検するのが
初めての 2歳のAちゃん。

みんなが どんどん 山道を歩いていき
離れていくので、
はじめは、泣きべそをかいていましたが、
鳥の鳴き声がしたり、ドングリが沢山落ちていたり
と 興味のあるものに出会えて
楽しくなってきたのか

気がつけば、転ぶこともなく
皆んなに 追いつき
山の探検に夢中になっているようでした。



そして、大きな松ぼっくりがある
秘密基地に到着!

そこには、誰かが作った
松ぼっくりのモビールが!


写真では、なかなか 分かりづらいのですが、
松ぼっくりが ぶら下げてある
ワイヤーも、それぞれ色が違い
山の風景と かなりマッチしており

とても 素敵なものでした。

持ち帰った 松ぼっくりで
山の中で出会った
素敵なモビールのような

優しさ溢れる 作品を
子ども達と一緒に作ろうと思います。