夏の終わりに/moonflower 2009年09月13日 | 小説:夏の終わりに その年の夏の夜……84年だったろうか、僕の身の回りで起きつつあった、切なくてやりきれない現象の予兆のようなものを感じながら、友達が住む新高円寺のアパートの屋上で、よく二人でビールを飲んでいた。 . . . 本文を読む