ド根性! テニス道場 【ベテランテニスプレーヤー奮闘記】

試合の模様、日々の練習、ラケットやストリングス、憧れの選手等々...。

気ままに書き綴ってみます。

悩んでます。

2023年05月27日 | ラケットについてのあれこれ
まずはご報告から!
2023年の大田区民大会の本選は、お陰様で今回もベスト4になることができました。
ベスト4の顔ぶれを見ると昨年の選手は準々決勝で敗退しており、2年連続で残ったのは私だけ。
ただ、準決勝での敗退は決勝までの壁がまだまだ高いということでしょうね!(笑)
来年は優勝できるように精進いたします。

さて、今回は大会でも課題だと感じたラケットの話。

いやぁ、ホントにラケットとストリングス選びに難儀しております。
10本所有している(ちょっと買い過ぎだろっと批判されそうな自分も悪いのですが)ラケット全部をしっかりと稼働させたいという思いがあるからです。
で、所有しているラケットの大半はウィルソンのプロスタッフ、V10~V12.5まであります。
まぁ、これはサンプラスとかフェデラーに対する憧れのせいですが、ボックス系のラケット(この系統がスタイリッシュで好き!)では最も硬い。

そもそも、テニスラケットは大きく分けてボックス系とラウンド系の2種類がある。(ただ、その中間というラケットもある)
なんであるのかというと、ボックス系はコントロールをアシストしてくれ、ラウンド系はパワーをアシストしてくれるのである。
ただ、サークルの仲間やスクールの受講生の方々が勘違いしているのが、ボックス系を使ったからボールのコントロールが良くなるわけでもラウンド系を使ったからパワーのあるボールを打てるようになるわけではないってこと。
アシストの意味を履き違えてるんですね!
アシストなので、それに適した打ち方ができないと機能しません。なので、私の悩みを共有することができないのです。(笑)

で、悩みとは?
60歳以上の相手選手が多い部に出場している私としては、ラリー時のミスを減らしたい。ところが、60歳以上の方々はグリップを薄く持ち(イースタングリップ寄りに握る)フラット系の弾道で打ってくるため、ボールにパワーがない。そこでパワーのあるボールを打ち込むには、自分が力を込めなければならない。これがミスにつながっている。若い選手と打ち合う場合には問題ない。相手のスピンのかかった早いボールを打ち返すには相手のボールの威力を利用できるので、思ったような軌道のボールが打てる。ただ、速さについていけないことが多々あるが...

下の写真Aの2本のラケット。

写真A

ウィルソンのプロスタッフV11(向かって右)とV11.5(向かって左)なのだが、V11にはテクニファイバーのブラックコードを54ポンドで張った。柔らかめのポリなので硬めにセッティングしたが全く飛ばない。深く打てない!
V11.5にはルキシロンのアルパワーラフを51ポンドで張ったが、こちらは硬めのポリを3ポンド落として柔らかく張ってみたが、同様に飛ばない。
そのため、短いボールを返球することになり、シコラーの選手は右に左にとシコってくるので、失点してしまう。
もう、プロスタッフは機能しないのか?

そんなこんなで、自分なりに考えたのがボックス系でもしなるラケットを使ったら?である。

下の写真Bの2本のラケット。

写真B

バボラのピュアストライクVS 2022(向かって右)とウィルソンのブレードV7 Tour100(向かって左)をメインに使用することだ。
で、この2本は先ほど紹介したボックス系とラウンド系の中間にあたるラケット。
両方ともスロート部分はボックスなのだが、ファイス部分がややラウンド上になっている。ブレードは外側に膨らんでおり、ピュアストライクは内側に膨らんでいる。
ピュアストライクは最初、バボラのRPMブラストを51ポンドで張った。ただ、私的には球離れが早すぎてエンドラインアウトが多く、コントロールしきれなかった。そこで現在はテクニファイバーのブラックコード124を51ポンドで張っている。
4月の大会からメインのラケットとして使用しているが、正直結果が伴い始めたかな?という印象だ。
また、ブレードの方はもともとダブルス用に購入したもので、100インチとデカラケである。よって、ヘッドのグラビティ―プロと併用していたが、最近はテクニファイバーのブラックコード118を51ポンドで張ってシングルス用として使っているが、しっくる来ている印象です。
「じゃ、その2本でいいじゃないか!」と言われそうだが、プロスタッフを処分してしまうのはテニスコーチをしていることもあり、使いずらいラケットをカスタマイズして再生させるのも仕事かな?と思うのです。

下の写真Cの2本のラケット。


写真C

でもって、現在プロスタッフのV10(向かって左)にルキシロンのアドレナリンを45ポンドで張って、ストリングスのたゆみでしなり感が出せるのかを検証しようとセッティングしました。
それとプロスタッフのV12(向かって左)にテクニファイバーのデュラミックス (インプレ記事を参照)を51ポンドで張って硬めのナイロンではどうか?を検証しようとしてます。
ようするに、ラケットでアシストできないならばストリングスにアシストしてもらう方向性ですね!

愛用してきたラケットを手放してしまうのは、どうしても忍びない。
まま、頑張って自分に合うラケットにカスタマイズしてみますわ!

ちなみに、テクニファイバーのTF40に興味津々です。
こちらも中間系のラケットで、しなりの感覚が新たな世界を見せてくれるかな?って思ってます。
てか、大会ではテクニファイバー系のラケットを使う選手を多く見かけるようになったからなんですねどね!(笑)