先日、呉からの帰り道~途中寄り道して撮ってきた“赤レンガ倉庫”
かなり大きなこの“赤レンガ倉庫”・・1~4号棟まで在り、L字型に建っている。戦前/戦時中の名称が「旧・広島陸軍被服支廠(ひふくししょう)」 軍管轄の縫製工場 軍人が身に着ける軍服や衣類を製造していたそうだ。
現在の名称は「旧・日本通運出汐(でしお)倉庫1~4号棟」。今現在、再利用はされておらず、保存・活用を検討中との事・・
この大正2年(1913)に建築されたレンガ造りの建物~只、見ているぶんには、大正ロマンを感じ、趣ある建築物ではあるのだが・・その背景に在る「戦争」という歴史を知ると、少しブルーな気持ちになるのも事実で・・そして「反戦」という強い思いが心に滲みて来ては悲しも覚える・・やはり「負の遺産」なのだ。
だけど、それは別にして・・間近でみる「赤レンガ」~本当にいい風合いで、重厚さと温かさを感じる。 因みに「レンガ」は百年以上経つと「味」のある建造物になると、建築家である友人の言葉を思い出した(笑
「追伸 現在 広島市内には原爆ドームを始め、90戸の被爆建造物 55本の被爆樹木 6基の被爆橋梁(橋)が現存するそうです。」