この小さな木造駅舎 三江線“石見簗瀬駅(いわみやなぜ)”も中々雰囲気の在る駅舎だ。今は一日どれ程の利用客が有るのだろう?・・ローカル線特有の小さくて可愛い木造駅舎だ。
駅前に車を止めて、周辺を散策してみる。すると木造の大きな建造物に気がついた。もしや?と、思いその建造物に近づくと、やっぱりそうだ!“木造校舎”だ~♪
青空と小高い山をバックに白い木造校舎が映える 右は講堂 講堂裏にプールがあった
校庭に足を踏み入れ、暫し様子を窺うが人の気配は感じない・・どうやら、閉校された木造校舎のようだ。校庭入り口に目をやると、倒れた校門に“吾郷小学校(あごう)”と記されている事で校名を知る。
倒れた?倒された?どちらにしても地面に横たわる母校名の記された門柱をみたら、卒業生はどんな思いがするだろう・・
“美郷町立吾郷(あごう)小学校”は 美郷町立邑智(おおち)小学校との統合により2004年(H16年)3月をもって閉校されたと云う(帰宅後検索)・・年を追う事に閉校や廃校に追いやられる「学び舎」が後を絶たない・・再利用される校舎はホンの一握りで、その殆どが何れ解体される運命にある。理屈では判っているが、正直之には心痛めてしまう・・
それにしても不思議だ~「小さくて可愛い木造駅舎」と「大きくて立派な木造校舎」がある風景、それは遠い昔から知っていたような、何処か懐かしい気持ちにさせられる~(^。^)