1929年(S4)開業の岩徳線「西岩国駅」 この洋館建ての駅舎は文化庁から“有形文化財”に指定されている。 入り口の五つ在るアーチはどうやら地元の「錦帯橋」をモチーフにしているらしい。
駅舎構内に入ると、案外天井の高い事に驚かされた。上からはレトロな電装品が下がっている。窓はアーチ型の木枠 椅子も木造り そして改札口も木製・・駅舎の保存状態もよく、S54年に復元工事が施されているとは言え、之が昭和初期の建造物なのだと思うと驚く。
改札を抜け、ホームに出ると人は居なく、どうやら私一人らしい・・直に「跨線橋(こせんきょう)」に気がつき、反対ホームに渡ってみる。その木板の階段を登り始めると、ギシ・・ギシ・・と、木の軋む音が響いて、何だか懐かしい~
跨線橋上の丁度真ん中辺りで足を止め、ホームと線路を見下ろす・・気動車が入って来ないかぁ~何て事を期待しながら暫らくその場に居たが、期待道理にはならなかった・・(-_-;)
岩徳線詳細見つけました⇒ http://express22.eco.coocan.jp/jrgantoku.html
1992年(S54)12月1日 無人駅
2004年(H16)7月1日 地元のNPO“ふれあい交流館”となる。同時に簡易委託駅となり、現在に至る。