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ルーさんのぼやき

日頃思うことをなんとなく書いてます。

百器徒然袋-風

2005-04-12 20:00:52 | 読書
読了です。

今回も榎木津大暴れでした。
本島さんは苗字がちゃんと出てましたが、またしても落ちに使われています。
こんな感じの痛快読み物を書けたらと思うのだけれど、2番煎じにもならないです。
2話目が週刊アスキーに連載していたとは知りませんでした。
丁度週刊アスキーを買わなくなった頃ですね。
凡人の私にも何か突拍子も無いことが起きないでしょうかね...。

百器徒然袋-雨

2005-02-28 11:45:43 | 読書
図書館で借りて2日で読んじゃったよ。
榎木津の話が3本。
探偵大暴れというところです。
いつもと感じの違う京極堂も出てきますがあくまでも主人公は榎木津です。

依頼人から下僕となってしまう「僕」が3話を通してストーリーを追ってゆきます。
名前を覚えてもらえないどころかその都度偽名を名乗らされます。
本当の名前は?最後で出てきます。

と言うことでこのシリーズは「百器徒然袋-風」を残すのみとなりました。

今昔続百鬼-雲

2005-02-23 16:11:44 | 読書
多々良先生行状記です。
読了です。

これが例の山形での事件ですね。
出身地がこっち方面なので地名が十分理解できました。
この一件で多々良先生と京極堂が知り合ったのですね。
もっと前からの知り合いかと思っていました。

いよいよシリーズも榎木津探偵の2本を残して読み終えてしまいました。
百器徒然袋-雨、風は図書館で手に入れられるでしょうか?買うか?
なんともどうしましょう。

百鬼夜行-陰

2005-02-13 15:40:46 | 読書
順番として書いておこう。

実は「塗仏の宴」を読む前後に読んでいました。
うぶめから塗仏までの登場人物のサイドストーリーですね。
塗仏を読み終わるまで何だか分からなかったものもあったにはあったのですが、そこはそれ、そういうものだと思っていたので読み終えてしまいました。
そして、今日もう一度ざっと読んでみて読了とします。
沢山の登場人物がいるわけで、当然と言えば当然のごとくそれぞれにサイドストーリーがあっても良いわけですが、結構考えられていることに納得しました。
一人一人で1冊の本が書けますね。

次は「百器徒然袋-雨」ですが、図書館では貸し出しが続いていて借りられませんでした。
「今昔続百鬼-雲」も読んで一応シリーズ終了となるのでしょうか?(「陰摩羅鬼の瑕」は既に読了なので...)

塗仏の宴 宴の始末

2005-02-08 20:20:08 | 読書
読了です。

飛ばしたところもちゃんと読みました。

それにしてもこんなゲームはないだろう。
堂島は普段何をやって食っているのだろう?
この感じだと他にもゲームをやっていそうだ。
付きあわされる方はたまったものじゃない。

次は何を読もうか?

塗仏の宴 宴の始末

2005-02-04 23:02:33 | 読書
またやってしまった。
途中を飛ばして最後を読んでしまった。
読了というべきか?

それにしてもそんなに簡単に催眠術って掛るの?
そして、あの人もこの人もこの人たちだったてのもありなの?

関口巽があまりにも哀れです。

今作は映画化に問題点は特に無い。
韮山の景色(行った事はないけど)を頭に浮かべながら読み進められたくらいだから。

塗仏の宴

2005-01-29 16:17:28 | 読書
図書館にてゲット

読み進めています。
今回は「宴の支度」と「宴の始末」に別れているので薄いかと言えばさにあらん。
十分厚い本です。
初っ端から関口巽が出てきます。
寄せ集めから1話を作った感じでしょうか。
色々とお馴染みのメンバーが出てくるようです。

絡新婦の理

2005-01-17 20:11:35 | 読書
読了しました。

枯獲鳥の夏から1年も経っていない、春先の事件です。
こんな短期間に次から次と事件が起きても良いものなのでしょうか?

今回、関口巽がなかなか出てこないのでどうしたのかと思っていたが最後に登場。
直接事件には関わらずに物語の締めとして出てきた感じ。

京極夏彦は、どうしてこんなにも宗教について詳しいのでしょうか?
キリスト教とユダヤ教の違いなんてほとんど考えてみたことも無かった。
悪魔が神の作り出したものだとすると神とは何ものなのか?

今回登場人物の中で葵を小雪のイメージで読み進めてしまいました。
他は特に具体的な個人を当てはめていないのだけど...。

今作は今までのものに比べると映画にはし易いかも知れない。
桜の花びらが舞っている中に京極堂の黒い着流しは絵になりそう。

陰摩羅鬼の瑕

2004-12-30 21:29:34 | 読書
陰摩羅鬼の瑕を読みました。
本当は絡新婦の理を先に読もうとしていたのですが、図書館で置いてあったのがこちらだったので順番を無視して読んでしまいました。

関口巽の人物像が本当に情けない人物になっていました。
鉄鼠の檻まではまだ頼りない人物であったのに。

内容については、思い込みって怖いですが、ここまで違うって言うのは無いでしょう。
人を殺すことが何を意味するかってことですよ。

京極夏彦

2004-12-14 21:11:23 | 読書
京極堂シリーズを読んでます。

「枯獲鳥の夏」、「魍魎の匣」、「狂骨の夢」、「鉄鼠の檻」と4冊読了しました。
ある種読者に対するトリックが毎回隠されています。
あくまでも本だから成り立つもので、映画化された場合これらをどうするかが鍵になりそうなものです。
謎解きのところで明らかにされるので「やられた!」という感じです。

それにしても京極作品は長い。
文庫であれだけの厚さはなかなか無い。
持ち歩国も、開いて読むのすら苦労する。
「鉄鼠の檻」で挫折しかけたので「絡新婦の理」は購入するかどうか思案中。

枯獲鳥の夏

2004-11-03 14:09:24 | 読書
枯獲鳥の夏の映画化を知ってから京極堂シリーズを読み始めたわけだが、その映像化について今更ながら難しい作品群だと思う。

京極堂シリーズは小説だからこそ成り立つトリックが仕掛けられている。
読者はいつの間にかそこに引っかかっている。
京極堂が解決するのはその部分であるから京極夏彦は周到に文章を練っているわけだ。
枯獲鳥の夏では見えるべきものが見えていなかったわけだし。
狂骨の夢では朱実が(以下自粛)だったわけだし。
そういう意味では魍魎の匣が一番映像化し易い作品かもしれない。

鉄鼠の檻を読んでいる途中だが、この作品に仕掛けられているトリックも同様なのだろうか。