ペロキャン

服大好きな管理人が日常やオタク趣味などについてだらだら垂れ流すブログです。

紙上のマジシャンよ永遠に

2009-02-04 20:50:38 | 読書
本格ミステリ作家の泡坂妻夫先生が2月3日永眠されました。
泡坂先生は某逆転裁判の元ネタにもなった亜愛一郎シリーズを代表に
マジックの要素をふんだんに取り入れたトリッキーな名作を多く残されました。
その数々の作品は今なお古びることなく、本格ミステリ界で語り継がれる事でしょう。
亜愛一郎シリーズが大好きなのでショックです。
ご冥福をお祈りします。

↓以下いつもどおりのぶっこわれ西尾作品感想

西尾維新の「不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界」を読みました。

なんてやる気の感じられないタイトル。
2009年は仕事しないぞって抱負らしいですが色々心配だよ西尾先生…
それは置いといて今回の本ですが
まーた表紙裏解説で本格ミステリって書いてるのかよふざけんなよ担当。
その点にいらっとくるのを除けば、世界シリーズにつきものの
「気持ちの悪い萌え」がなくてなかなかよかったです。
最近の西尾作品にしては。
萌えはクビキリの時点で全開だったけど萌えキャラでも痛い目見てるので
気持ち悪くはなかったのですが
世界シリーズは最悪にひどい「キモオタに都合の良い萌え」があって気持ち悪かった。
というか非通知が出てくる話が気持ち悪い。
同じ意味で化物語も気持ち悪いんですが委員長の存在で救われてると思います。
ただこの本、西尾特有のわかりきったことを言い換えてしつこく繰り返す
くどい一人称語りは相変わらずなんですが
それをやってる主人公(笑)がいつものような高坊大坊じゃなくて
いい年した教師なんでその点、鼻についてちょっと読みにくく感じました。
内容はマシなんですけど。
が、そんな様々な欠点を除いてもこの本が好きです☆
何故なら弔士君が大・活・躍だから☆☆☆
弔士君大大大好きな私はそれだけですべて許した。
主人公♂がアホすぎたけど許した。
バックアップとかこの先も明かされないであろう意味不明な設定も許した。
完全にシリーズ規読者向けな内容なのに
前作ぶきそぼの内容のぼかしかたがいい加減(褒め言葉)でわろた
弔士君の良い所は悪意がないことだと思うんです。

そんなことよりりすかの完結マダ?('A`)
読めないキズタカの活躍が寂しいのは私なの(りすか語むずいね☆)
担当は西尾に書かせる順番履き違えてる('A`)


最新の画像もっと見る