女々しい子育て

中1息子は自閉症スペクトラム+ADHD。情緒級在籍のナイーブな男子です。

息子の様子(6歳7ヶ月)

2018-04-28 11:06:58 | 息子の日々
新しいことが苦手な自閉症児。毎年この時期に息子の大荒れを経験してきたので、小学校入学という環境の大変化に、七転八倒するに違いない!と覚悟をしていたら、案外今のところ無風で済んでいます(^^)

小学生になって少し慣れてきた息子の様子です。

◯対人関係

コンサータのおかげでADHD要素はかなり薄くなったとはいえ、自閉的な面に変わりはありません。むしろ隠れ蓑となっていたADHDが影を潜めた分、自閉度が強まったように見えます。

特に初対面の人、久しぶりに会う人に苦手意識があり、引っ越しの挨拶まわりにも絶対についてきませんでした。「緊張する、なにしゃべればいいの。」と断固拒否ですが、自分の気持ちを言葉で説明できるのは良いことかな。

友達関係。
親学級に参加する時間が少なく、友達を識別できるほど一緒に過ごしていないため、ほとんど話題に出てきません。ひまわり組の男の子以外、まったく知らない子ばかりです。

隣のクラスには、同じ幼稚園から来た女の子、SSTで一緒だった男の子、年少まで同じ幼稚園に通っていた女の子がいます。その女の子が久々に会った息子に「◯◯くんでしょ?!」と声をかけてくれたんですが、「正解!」と言って走って逃げたとお母さんから聞きました(笑)そこで、「久しぶり!」とか、「また一緒に遊ぼうね」とか気の利いた一言でも言えればいいんだけど、それはレベルが高すぎます😓

わたしが心配なのは下校時の人間関係。下校班はヤンチャな子が多く、わーっ!って感じで帰っていくのですが、息子はルールに従いたいので、「走っちゃダメだよ」とか「寄り道はダメって先生が言ってたよ」と言って、みんなを矯正しようとしてしまいます。楽しく帰っているところに水を差すような発言ばかりするので、なんとなくみんなから、「面倒な奴」と見なされている雰囲気を感じますが、本人はまったく気づいてない様子。

それでも、ウマが合う友達が1人でき、下校時に手を繋いで帰ってきます。彼もルールを守りたいタイプで、ヤンチャなタイプより息子みたいな子と気が合うらしい。ただ、2人の会話はめちゃくちゃです(笑)何がおかしいのか、2人でケラケラ笑ってますね〜😅だいたい忍者の話や、将来なりたい職業なんかの話をしています。

☆学習面

今のところ、平仮名や数字、簡単な音読の練習なので、息子もそこまで嫌がらずに取り組みます。ただ、似たような課題ばかりだと、「これ何回目?なんで同じことばかり勉強しなきゃなんないの」とすぐに飽きる。たしかに、数の分だけ⚪︎を塗る、とか面倒な課題がズラッとあると、単純な反復練習は面倒に思うかもしれません。

国語については、文字から意味のまとまりに変換するのが苦手で、一旦文字の羅列として訥々と読んでから、頭の中で意味づけするので時間がかかります。音読の練習も、さっさと記憶してしまって暗誦しているので、文字を読む練習にはなっていません。文字も独特の書き順で書くし、未だに鏡文字も混じって暗号のよう、ぱっと見では解読不能です。

☆生活面

ランドセルを背負うととにかく頻繁に転びます。あまりに傷を負って帰ってくるので心配になり、OTの先生に相談しました。息子はちょこまか動くので一見運動神経が良さそうに見えるのだけど、本当はバランス感覚も未熟で、ランドセルのような重心が変わる荷物を持った時にバランスを崩しやすい。走るより、一歩一歩着実に歩く行為の方が、息子には難しいそうです。

たしかに息子とほかの1年生の歩き方を比べてみると、なんだか拙くチョコチョコ横揺れしながら歩いていて遅いんです。歩幅も小さい。背もあまり伸びず、120cmに届かないくらいなので、みんなについて歩くので精一杯、往復50分の道のりは彼には結構疲れるようです。

それから、学校のトイレが汚いから💩が出来ないと文句を言ってますね〜。去年移設したばかりの新しい校舎なので、そんなはずないのだが…以前から、割と潔癖症な面があり、手洗いは欠かしません。あまり行き過ぎると、強迫性障害なんかに足を踏み入れかねないと思って、こちらから促したりはしないようにしてます。

先日、家庭訪問で先生から学校での様子を教えてもらいましたが、そこそこ楽しく通っているみたいですね。ひとまず学校が嫌な場所ではないと息子が感じてくれて、親としては一安心です。心配していたマスターベーションもまったく見られなくなりました😊
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はじめての学習参観

2018-04-24 08:01:51 | 息子の日々
初めての学習参観。
併せて、三役になってしまったPTAの総会にも出席しましたPTA活動が盛んな学校ということもあり、グループLINEのスレッドを全てフォローするだけでなかなか大変。わたしに勤まるのだろうか…。

さて、学習参観は、情緒級・知的級の1年から5年までの全員が協力して、ゲームを楽しみました。 名前の順に並んだり、好きな食べ物を発表したり、ちょっとした学習要素を交えたものです。

休み時間には、高学年が相撲の相手をしてくれたり、年齢関係なく仲が良く息子も居心地良さそう。中でも2年男子はADHDの従兄にそっくりで、通学路も一緒、よく手を繋いで登校しています(^^)

息子にも1年生の自覚が出てきたのか、はたまた薬の効果なのか、年長時代と比較しても、随分落ち着いて活動に参加できているなと感じました。

息子が楽しく通っているのは嬉しいことですが、親としてはこの先の在籍に悩むところです。自治体にもよるかもしれないけれど、息子が通う情緒級と普通級には大きな隔たりを感じます。学級で過ごす時間の割合は情緒8、親級2くらいかな?学習参観も学級懇談会も情緒級で行われ、基本的に、保護者は親学級とまったく関わりを持ちません。入学後に親学級の先生に簡単なお手紙を書いたのですがレスポンスも無く、目を通してくれたのかもわからず…

薬のおかげではあるものの、落ち着いている息子を見ると、小規模校の普通級で適応できたかもしれないと、今更ながらちょっと後悔したり(笑)小さい幼稚園から来たものだから尚更、小学校が物凄くシステマティックに動いているように感じてしまって、小規模校に感じたアットホームな雰囲気を求めてしまいます。

ま、息子の気持ちが一番だし、いま何か問題が生じているわけではないので、このままでいいとは思うんだけど…。
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引っ越した

2018-04-21 15:45:33 | わたしの日々
築40年の借家から築40年のマンションに引っ越しました。このマンション、なかなかの代物で、友達に話すと「え、あそこ廃墟じゃなかったん?!」と驚かれる物件です。

職場の宿舎だから、最低限の手入れしかされておらず、旧共産圏のような外観。お風呂も種火を起こして水から暖める前時代的なやつ、トイレは狭小すぎて正面壁とキスしそうな勢い、水道メーターは自分たちで検針義務あり。

兎に角、安さと立地だけが自慢ですかね〜。ここに住めれば、だいたいどんな場所にも住める気がします😙挨拶回りに行ったら、みんなに設備の不具合ばかり教えられましたよ(笑)

息子は「ぼろぼろじゃないじゃん、しっかりしてるじゃん!」と案外気に入った様子だったので、まぁ良かったかな(^^)

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教科書がわかりづらい

2018-04-21 15:41:19 | 息子の日々
ひまわり級でも教科書を使った学習が始まっています🌻毎日たった1枚の宿題に、100ぐらいの文句を浴びせながらタラタラやっている息子です。

薬が切れる夕方までに宿題を終わらせないと、さらに面倒なこと(字がぐちゃぐちゃになる、やらないと騒ぐ、結局やらない)になるため、わたしもタイムリミットまで必死です。

算数の進度を確認しようとわたしも教科書のページをめくったりするんですが、色や絵で溢れていて、問題のポイントを瞬時には把握できない😱息子にとっては更に難解なはず…。チャレンジタッチ目当てに進研ゼミも購読してますが、これもカラー刷りで目がチカチカ、どこに問題があるのかすらパッと見でわからない時も💧わたし自身の問題でもあるかもしれませんが、マルチタスクの頭脳でなければ、問題やヒント、解答欄など、どこか必ず見落としてしまいそうなレイアウトのように思えます。

進研ゼミにせよ教科書出版会社にせよ、これだけ教育出版界で長年リーダー的存在を守り続けて、研究を重ねてきたわけだろうし、普通の子には一瞬で理解できる作りになっているんだろうから、きっとこちら側の問題なんだろうなぁ🙄

ちなみに、息子の従兄(二年生)も似たような問題を抱えていて、義姉はプリントを拡大コピーしたり、余計な絵を排除してモノクロに印刷し直したりと色々と工夫しています。わたしも参考にしてやってみようかな、超面倒臭いけど。
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2週間が経ちました

2018-04-19 12:30:30 | 息子の日々
入学から約2週間。
慣れない小学校に戸惑いながらも、頑張って通った息子、偉い(^^)途中で引っ越しも挟んで親たちは慌ただしいし、通学ルートも変わって、きっと適応するのにいっぱいいっぱいだったと思います。

集団登校ではない朝は、夫orわたしが同行し、一年生だけの集団下校は不安なので、結局帰りも付き添っています。二往復分、約1時間40分歩くおかげで、わたしもだいぶ引き締まってきたような(笑)毎日腹が減って仕方ない。

引っ越し後、集団下校に付き添ってみると、松ぼっくりを友達の顔に投げつけたり、後ろから押したり、なんだか殺伐としていて粗暴な子が多いような…男の子ってこんなもん⁉️幼稚園時代のお友達は割と純朴で穏やかな男の子ばかりだったので、驚きつつ、注意すべきかどうか迷います🙄いや〜色んな子がいるのね。
薬無しの息子だと、一緒にわーっ!ってなるところでしょうが、薬入り息子は冷静で、正論ばかり吐いて仲間に入れない感じがします。

息子にはあまり学校生活について質問しない、と決めていても、気になってついつい尋ねるわたし。

「1組(親学級)に友達できた?」→息子「友達ってそんなに簡単にできるもんじゃない。ひまわり1組(情緒級)は6人しかいないから、すぐ仲良くなった。」

「先生は優しい?」→息子「普通。嫌ではない。隣のひまわり2組(知的級)の先生は厳しい。」

と少しずつ情報提供してくれますが、全体像はさっぱり伝わりません。
なんとなく、息子の話から想像するに、わたしが期待していた交流級とは違って、親学級へはお客さん的立場で参加している感じです。色々ブログで支援級についてリサーチしていたつもりでも、実際の運営はそれぞれの学校や地域によるところが大きいようですね。

支援級といっても、親の手から離れて学校生活を送る以上、親が知らない息子の世界があって当然だと割り切って、遠くから見守るしかないんだなと。

多分これから色んなことがあるだろうと思いますが、なんとかなるなる(^^)

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