先日、
夕張の清湖町という湖の畔にある
かつては炭鉱で栄え九州の軍艦島のような高いアパートが並んでいた町に行ってきた(と言ってもビックモローから車で3分)。
水芭蕉を見るためだ。
清湖町奥の湿地帯にある水芭蕉は夕張ではすごく有名でゴールデンウイークには
他所の町からもその見事な水芭蕉を見にたくさんの人達が訪れる。
私も毎年必ずその時期に見に行くのだが
今年はお店が忙しく
結局見に行けたのが一昨日の13日。
”遅いかな~~”と、思いつつ行ってみたら
案の定 水芭蕉は 開いていた。
後悔はしたがそれでも清湖町の水芭蕉は見事で、その存在感を出していた。
今は清湖町が栄えていた建物は何もないが、
私の記憶の中には今もハッキリと当時の清湖町の光景が存在し、
”ここには炭鉱のお風呂があったなあ~~~・・・”
”この辺は5階立てだったか高いアパートがびっちりあり、友達の家に遊びに来たな~~・・・”
”ここには結核療養所があり、友達のお父さんがここで働いていたなあ~~~・・・”
”ここにグランドがあり、よく我が 清栄町と清湖町の 伝統の一戦が行われたっけなあ・・・”
”この湖畔にはボートも乗れて夏には大きな花火大会があったなあ・・・”
と、
次から次へと当時の思い出が浮かんでくる。
”リップやいち、もりゆきにのはらにただし、
おそんやちばばにえっちゃんら女子達もみんな仲が良かったなあ~~~・・・・”
と、
65歳になった自分が小学生の頃にタイムスリップしてしまう。
今、
夕張は人口が一気に減り自然豊かな小鳥の歌声が木霊(こだま)している静かな町になった。
しかし、私達が走り回っていた昭和40年代は町がお祭り騒ぎのように毎日が躍動していた。
栄華衰退というが、
それも世の流れかもしれない。
しかし、
それでも私達はこの夕張に住んでいる。
夕張にはまだまだ世界に誇れるものがある。
夕張メロンや長芋等の農産物。
火災から復活した 石炭博物館 に、
北海道ではベスト3に入る大きなダム・シューパロダム、
夕張岳にマウントレースイ、滝ノ上公園と、
と、美しい観光スポットもある。
特に今の時期 桜 があちこちで見事に咲き乱れていて
まるで天国にいるみたいにキレイだ(天国には行ったことがないが)。
秋になれば360度山に囲まれた町が紅葉で劇的に彩られる。
こんな素敵な、
夢のような、
わが故郷 夕張。
6月22日には夕張市場で ”復活夕張メロン祭り” も行われ、
わが盟友・寛ちゃん もオンステージをやります。
夕張・・・
いい町ですよ~~~






