Drマサ非公認ブログ

はじめて入院した56

 心不全を患って3週間の入院。10月初め頃に退院してそろそろ半年である。

 体調は回復していると感じている。ちょうど入院する半年前ぐらいの体調に戻ってきたのではないかと想像している。5月ぐらいには体調不良があったように思う。ちょっと歩くと汗だくであったし、とにかく疲れやすくなっていた。そういう感じは今振り返ると確かにあったのだが、その当時はなんとなく自らの体調であるにも関わらず、見過ごしていたのだと思う。

 4月ぐらいには、そういう不調を感じてはいなかったとは思う。ということで、今コロナで大変なこの時期、私個人の体調はその頃に戻ってきたのだと思っている。

 体重も増加している。入院して12キロほど痩せたが、そこから5キロ近く太ってきた。なんせ食事がうまい。特に妻の作る料理がうまい。と同時に最近の運動不足も重なってである。なんせ多摩川沿いが散歩コースになるが、コロナ以前より人が多い。思わず避けてしまう。 

 これ以上重くなると、体全体、とりわけ心臓への負担が大きくなるので、要注意である。どうしても根が無精ではあるが、そこで最近はプロレス式のヒンズースクワットを少しはじめたりている。高校生の頃は500回できたが、今は50回である。それでも厳しい。

 4月21日、朝9時に病院から電話がきた。この病院は入院した病院ではない。腎臓を診てもらっている病院だ。

 

 事務の方「昨日予約だったのですが、体調は問題ないでしょうか?」

 私「申し訳ありません。完全に忘れていました」

 

 じつは20日がこの病院ではじめて循環器内科での予約をしていたのだ。

 

 事務の方「いつが都合がいいでしょうか?」

 私「(ちょっと考えて)今コロナもあるので、少し様子を見てから、こちらから電話します」

 事務の方「了解いたしました。では電話お待ちしています」

 

 ということで、しばらく予約を先延ばしした。はじめて診てもらう医者ではあるが、コロナのこともあるので、ゴールデンウィーク明けにでもと考えた。また、手元には薬は十分ある。薬がなくなるのを見計らってからでもいいかなという計算が働いた。なんせ病院嫌いなので、行きたくないのが本音だ。

 前回受診した時、腎臓内科の担当医に血圧の薬などを処方してもらっていた。それまで彼は私に薬は処方していなかったのだが、私の方からお願いした。ひょっとしてその時点で、薬がなくなるまで病院に行かなくてもいいとでもどこかで考えていたのかもしれない。

 横で妻が「ちゃんと病院行ってよ」と嘆いているが、薬が手元にあるのでしつこく言ってこなかった。ラッキーである。妻に言われたら、病院に行かざるを得ないからだ。そういう関係である。心配かけたくないということで。

 ところが、少し気になる症状が出ている。高血圧だ。高血圧の原因はわからないが、心不全の一因である。少し不規則な生活をすると180ぐらいまで上がっている。普段は140台である。

 先日不規則な生活を2日続けると、200である。少し落ち着いて計測すると180にはなるが、入院した当初は「安定の200越え」であった。それを振り返ると、少し気になる。

 また少し頭痛がする。今ではこの頭痛が血圧由来であると腑に落ちるようになった。身体感覚と頭での理解がつながっているという感じである。入院するまでは、ただ「頭がちょっと痛い」と思い、まあ我慢できる程度とだけ思っていた。ちょっと強めの痛みになった時は安易に鎮痛剤を飲んでごまかしていた。そうすると、根本的な解決から遠ざかることは頭ではわかっていたが、今回は腑に落ちるようになってきた。

 やっぱり現代の言い方では生活習慣病となるのだろう。生活習慣病と名付けられると病気としての位置付けが強くなるが、キチンとした生活をしていないということに過ぎないわけである。一昔前なら成人病だが、私の、そして現代人の生活のありようを反省しなければならないと感じている。

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