終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

ミニコンサート

2014-02-22 21:30:25 | コンサート

 母のお気に入り、それは某デイサービス。

日曜以外、毎日通う。

もちろん、介護保険の適用外分は、自費(結構高額!)での通所となるが。

音楽家でもある管理者さんは、なにしろ、利用者たちを心底愛してくださっているのが傍目にも判る。

管理者さんのお知り合いの、テノール歌手の方のご縁で、今日の運びとなった。

テノール:金井綱一郎さん、ソプラノ:草薙久美子さん

ザ・フィアリスのユニット名で、地域で長くご活躍、とのこと。

早春賦、おぼろ月夜、からたちの花・・・。

♪サンタルチア♪など、いぶし銀テノールのカンツォーネは、芳醇な美酒、の味わい。

いずれも、通所者のみなさんの心と身体に響く名曲ばかり。

加えてさらに、♪いのちの歌♪に圧倒される。

さてその前に、竹内まりやさんの詩の朗読を仰せつかったのは、母。

認知症の症状は時に暴走もするけれど、滑舌と明朗さにおいて選ばれた?

♪いつかは誰でもこの星にさよならをする時が来るけれど♪

シリアスなフレーズも、

まるで他人事のように淡々と、動じることなく、見事に大役をこなした。

もっとも、帰宅後、神経強迫症的な行動が繰り返されたのは、

感受性が人一倍強い彼女の、

心の奥底が確かにその詩に反応した証し、かも知れない。

 

 



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