終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

ヤツデの花

2013-02-24 21:45:38 | 植物

寒空に、ヤツデの花が身を乗り出している。

空の明るさとは裏腹な、寒い午後。

吹きさらしのバス停で、次のバスを20分待った。

毛糸の帽子を被るのを忘れていた、そのせいでだろう。

冷やすことは消耗すること、と知る。

日曜だから、か、静かな駅前。

駅前にもう20年も店を開いている、ジュエリーショップの女主人に、

「こんな寂しい駅前で、お店を続けてくれて、ありがとう。」

なんて、かなり失礼な言葉かもしれなかった。

セーターと一緒に、乱暴にペンダントを脱いでしまい、切れたチェーンの修理を依頼する。

ジュエリーショップとは無縁の暮らしだったが、初めて、お世話になった。

店主は、眉の手入れもそこそこ、な、素朴な風貌の50代の女性。好もしい。

ジョギングついでに自らポスティングするチラシ、それを見た、リフォームのお客さんが多い、とか。

なんだかわたしも、彼女に仕事をしてもらいたい、そう思わせる人だ。

で、意外な展開。

そうだ、あの大切な指輪、

指輪以外のものに、作り替えてもらおう、か。

普段使いのペンダント、それなら、手仕事の邪魔にもならないし・・・。

生まれて初めて?ジュエリーショップのクライアントになる、なんて、少しワクワク。

 

 

 

 

 

 

 



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