猛暑日の古いニュータウン、
“風の彫刻”さえ、草の生い茂る丘の上で踏ん張って、微動だにしない。
母の家から戻ったら、涼しい室内で、おっちゃんが録ってくれた映画を観る。
必見、“名探偵ポワロ・スペシャル”なんて豪華な!
ヨーロッパの上流社会が舞台で、時代も古いのに、このリアリティはどうだろう。
国産の安直なサスペンス物と対照的に、普遍的な人間の本質を描いているから。
ついつい、ファッション、インテリアの美しさに目を奪われて、
話の筋を追うのを忘れ、ざっと理解するだけでも1度の再生で済むことは皆無。
字幕付き原語版がオススメだけれど、今日は吹き替え付きの衝撃的な1作を観た。
“五匹の子豚”、すごかった。
冤罪でヒロインが絞首刑にされた事件が、14年後にポワロによって解明される話。
“冤罪”に、敏感に反応してしまう、自分に驚いた。
“処刑”が、やけにソソクサと執行されたように映った、のは、なぜだろうか。
アガサクリスティは、時代や国境を越えて、欲望に支配されてしまう、人間の真実を描いている。
さらに時空を超えて、小説よりも奇しき現実を暴き出してくれる。
息苦しいほどの、この国の現今の現実までも。
“風の彫刻”さえ、草の生い茂る丘の上で踏ん張って、微動だにしない。
母の家から戻ったら、涼しい室内で、おっちゃんが録ってくれた映画を観る。
必見、“名探偵ポワロ・スペシャル”なんて豪華な!
ヨーロッパの上流社会が舞台で、時代も古いのに、このリアリティはどうだろう。
国産の安直なサスペンス物と対照的に、普遍的な人間の本質を描いているから。
ついつい、ファッション、インテリアの美しさに目を奪われて、
話の筋を追うのを忘れ、ざっと理解するだけでも1度の再生で済むことは皆無。
字幕付き原語版がオススメだけれど、今日は吹き替え付きの衝撃的な1作を観た。
“五匹の子豚”、すごかった。
冤罪でヒロインが絞首刑にされた事件が、14年後にポワロによって解明される話。
“冤罪”に、敏感に反応してしまう、自分に驚いた。
“処刑”が、やけにソソクサと執行されたように映った、のは、なぜだろうか。
アガサクリスティは、時代や国境を越えて、欲望に支配されてしまう、人間の真実を描いている。
さらに時空を超えて、小説よりも奇しき現実を暴き出してくれる。
息苦しいほどの、この国の現今の現実までも。