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舞台劇をロン・ハワードが映画化した「フロスト×ニクソン」。
本年度アカデミー賞主要5部門にもノミネートされました。
主演に舞台同様フロスト役にマイケル・シーン、
ニクソン役にはフランク・ランジェラ。
脚本にはオリジナルを手掛けたピーター・モーガン。
ウォーターゲート事件を受けて任期途中で辞任したニクソン大統領。
彼は後任のフォード大統領から恩赦を受け、
刑事告発される事はなかった。
イギリスのホストショウの一司会者だったフロストは
アメリカ進出の足がかりとしてニクソンへのインタビューをオファー、
対するニクソンは政界復帰のチャンスを捉えこれを受ける。
クライマックスに至るまでの各陣営の動き、
そして対峙した時の心理戦が今作の最大の見所。
多額のギャラが魅力でオファーを受けたニクソンですが、
一方のフロストは私財を投げ打ってインタビューをモノにするも
スポンサーが付かず収録の合間も資金集めに奔走する始末。
正にお互い崖っぷちでの勝負となります。
4度にわたるインタビューは終始ニクソンのペース。
核心に迫ろうとすると思い出話で軽くいなす。
この辺りはさすが腐っても政治家、したたかです。
やはり特筆すべきはニクソンを演じたフランク・ランジェラ。
ルックス的には本人と似ても似つかないのに
次第にニクソンにしか見えなくなってくるのは、
彼の老練な演技力の賜物でしょう。
最終的には、フロストが追い詰められながらも
ロープ際で出したパンチが起死回生の一発に。
これはいわば死に場所を探していた老兵が
自ら選択した結果だったのかも知れませんね。
本年度アカデミー賞主要5部門にもノミネートされました。
主演に舞台同様フロスト役にマイケル・シーン、
ニクソン役にはフランク・ランジェラ。
脚本にはオリジナルを手掛けたピーター・モーガン。
ウォーターゲート事件を受けて任期途中で辞任したニクソン大統領。
彼は後任のフォード大統領から恩赦を受け、
刑事告発される事はなかった。
イギリスのホストショウの一司会者だったフロストは
アメリカ進出の足がかりとしてニクソンへのインタビューをオファー、
対するニクソンは政界復帰のチャンスを捉えこれを受ける。
クライマックスに至るまでの各陣営の動き、
そして対峙した時の心理戦が今作の最大の見所。
多額のギャラが魅力でオファーを受けたニクソンですが、
一方のフロストは私財を投げ打ってインタビューをモノにするも
スポンサーが付かず収録の合間も資金集めに奔走する始末。
正にお互い崖っぷちでの勝負となります。
4度にわたるインタビューは終始ニクソンのペース。
核心に迫ろうとすると思い出話で軽くいなす。
この辺りはさすが腐っても政治家、したたかです。
やはり特筆すべきはニクソンを演じたフランク・ランジェラ。
ルックス的には本人と似ても似つかないのに
次第にニクソンにしか見えなくなってくるのは、
彼の老練な演技力の賜物でしょう。
最終的には、フロストが追い詰められながらも
ロープ際で出したパンチが起死回生の一発に。
これはいわば死に場所を探していた老兵が
自ら選択した結果だったのかも知れませんね。
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