アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの最新作は
ハビエル・バルデムを主演に迎えての一作、
「BIUTIFUL ビューティフル」です。
※前売特典はポストカードでした。
不法外国人を斡旋して生計を立てるウスバル。
ある日彼は自分の身体が癌に蝕まれている事を告げられる。
彼には別れた妻から引き取った2人の子供がいた。
彼は残り少ない時間を懸命に生きようとするが・・・。
今までイニャリトゥは複数の登場人物を通して物語を描いてきましたが、
本作は一人の男を中心に据えています。
逆にそれにより物語が引き締まって良かったと思います。
「アモーレス・ペロス」「21g」とタッグを組んできた
ギジェルモ・アリアガと決別してストーリーテリングが
弱くなったと言われましたが、それも杞憂でした。
裏家業に生きるウスバルですがもう一つの顔、
この世に未練のある死者を送り出す能力があります。
この能力が後半生きてくるのですが、
死者の霊が見えるシーンは正直ホラーかと思うような怖さ。
ハビエル・バルデムは本作の演技でカンヌ映画祭の主演男優賞を受賞、
アカデミー賞ノミネートも果たしました。
今までよりもノーマルな役どころでしたが、
その分彼の演技力の高さが際立って見えました。
冒頭の雪景色のシーンがラストに繋がり、
父から子に受け継がれていく絆の強さが輪廻の如く描かれる。
今まで厳しい人生を描いてきたイニャリトゥですが、
本作は今までで最も希望に満ちた物語と言えます。
ハビエル・バルデムを主演に迎えての一作、
「BIUTIFUL ビューティフル」です。
※前売特典はポストカードでした。
不法外国人を斡旋して生計を立てるウスバル。
ある日彼は自分の身体が癌に蝕まれている事を告げられる。
彼には別れた妻から引き取った2人の子供がいた。
彼は残り少ない時間を懸命に生きようとするが・・・。
今までイニャリトゥは複数の登場人物を通して物語を描いてきましたが、
本作は一人の男を中心に据えています。
逆にそれにより物語が引き締まって良かったと思います。
「アモーレス・ペロス」「21g」とタッグを組んできた
ギジェルモ・アリアガと決別してストーリーテリングが
弱くなったと言われましたが、それも杞憂でした。
裏家業に生きるウスバルですがもう一つの顔、
この世に未練のある死者を送り出す能力があります。
この能力が後半生きてくるのですが、
死者の霊が見えるシーンは正直ホラーかと思うような怖さ。
ハビエル・バルデムは本作の演技でカンヌ映画祭の主演男優賞を受賞、
アカデミー賞ノミネートも果たしました。
今までよりもノーマルな役どころでしたが、
その分彼の演技力の高さが際立って見えました。
冒頭の雪景色のシーンがラストに繋がり、
父から子に受け継がれていく絆の強さが輪廻の如く描かれる。
今まで厳しい人生を描いてきたイニャリトゥですが、
本作は今までで最も希望に満ちた物語と言えます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます