宇宙のめいぐると

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ちなみにフローラは出てきません

2009年02月25日 00時02分32秒 | CINEMA
さて、今年のアカデミー賞も無事終わりましたね。
正直サプライズはなかったけど、
ダニー・ボイルの笑顔を見ながら今年の夏フェスには
モリッシー来るのかなぁなんてボンヤリ考えてしまいました(笑)。

なんか似てません?この二人(笑)。


そんな事はどうでも良くて、
今回は昨年のアカデミー脚本賞にもノミネートされた
ラースと、その彼女」です。
監督は新鋭クレイグ・ギレスピー、主演はライアン・ゴズリング。


ラースは人付き合いが極端に苦手。
兄夫婦の隣に住んでいるが、
彼女がいる気配もなく兄嫁の心配の種となっている。
そんなある日、ラースが「紹介したい人がいる」と言って
連れてきたのはリアル・ドール「ビアンカ」だった・・・。

これは大人にならないまま成長してしまった少年の
通過儀礼の物語。
なんとなくですが、ビアンカってラースにとっての
人々とのコミュニケーションツールだったんじゃないかしら。

リアルにこんな人がいたら引くと思いますが、
この作品がファンタジーたり得ているのは
ラースを暖かく見守る町の人々の存在。

兄嫁役のエミリー・モーティマー、そして
ラースの抱える問題を解決しようとする医師役を
パトリシア・クラークソンが好演。

ラスト、悲しみと優しさに包まれて
ラースは一歩大人へと足を踏み出す。


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