宇宙のめいぐると

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Fuji Rock 09レポ(7/25)

2009年08月15日 01時22分56秒 | FUJI ROCK
さて2日目レポ。
この日も例年通り、友人のギターソロで眠れぬ夜を過ごす。
我ながらコール&レスポンスも早くなってきたよ!!
(↑要は歯軋りをストップさせる為に身体をさする事を指す)

朝の段階では越後湯沢地区は雲の多い晴れ。
今日は回復して欲しいと祈りながら一路会場へ向かう。
道中のBGMはもちろんワタクシ編集のフジオムニバスCD。

苗場に着くと…どピーカンでした!!


いかん、雨の事ばかり心配してて日差し対策をなんも考えてなかった…。
これが後に悲劇を生む事になろうとは思いもしなかったのでございます。

会場入りして、昨日と同じくホスピタリティテントの近くにベース設営。
今日は計画したタイムスケジュール(今までその通りにいった事はナイ)
によると、分刻みのタイトスケジュールです。


朝のグリーン一発目にはThe Birthdayが登場。
チバの第一声「俺達の大親友に捧げる」は
直前に他界した元ミッシェルのギター、アベフトシに向けたものだ。
ただバースデイ自体に思い入れはないのでそそくさと奥地へ。
すまんチバ。


快晴のもと森の中をゆっくりと進んでいくのはとても気持ち良い。

ところ天国の川も前日とうって変わって澄んでいました。
アヴァロンを抜け、本日一発目の目的地はオレンジコート。

オレンジスタートが12時からだったのでそれまでの間、
ヘヴンにてTom Freundを観ながらマッタリ。

晴れ渡った青空に染み入るグッドメロディ!!いや~気持ちイイ!!

程なくオレンジに移動・・・すると、凄い事に。

会場全体が沼です、沼(笑)。
ステージ前に水がエライたまってて
しきりにスタッフがショベル片手に頑張ってたのですが、
業を煮やして遂にブルドーザーまで動員(笑)。
オーディエンスが拍手喝采する頃にはいい具合に人が集まってました。

そんな中始まるのはThe Inspector Cluzo
My Spaceで一聴してノックアウトされたフレンチデュオ。
Ida Mariaも捨ててきましたが結果は・・・もう最高でした!!
ギターとドラムの2人組ながら、ファンキーなステージング!!
2曲目にはもうTwo Daysを繰り出し最高潮に!!
Fuck The Bass Playerでは観客を4人ステージに上げて
コーラスを任せるというサービスぶり。
その勢いのままラストThe Inspector Cluzoでは更に観客を上げてフロア全体大盛り上がり!!

下の動画を観て頂ければワカリマス!!


いや朝から騒いだわ・・・。でも最高!!

ステージ待ちの間、日差しが物凄くていつの間にか
日焼け止めすら付けていないワタクシの腕がエライ事に。

さてオレンジ二番手はEli "Paperboy" Reed & The True Loves
確か何年か前のMUSIC MAGAZINEの年間ベストで見かけて
あの暑苦しいジャケは覚えてました(笑)。
恐らく知らない人が多かったであろう彼等のステージが始まってみると・・・


このオープニングで完全に持ってかれました。
イーライのソウルフルなボーカル、
バックの息の合った演奏全て決まってます!!
みんな引き込まれてました。これこそフジの醍醐味!!


最後まで観たかったが、半分くらいで隣のフィールド・オブ・ヘヴンに移動。
続いてはダーティー・レゲエ、The Aggrolites

風貌はパンクスピリッツ溢れる格好ですが
流れる音楽はレゲエ+パンク+R&Bといった感じ。
みんな気持ちよく身体を揺らしてます。


ラストにはビートルズのカバー、Don't Let Me Downを演って終了。


終了後はグリーンのベン・ハーパーを見るためにすぐに移動。
向かう途中、ちょうどホワイトではMelvinsがスタート。
ツインドラムなんだ~と思う間もなく演奏開始、音の重い事!!
思わず通路で立ち止まり見入るトコでしたが、
スタッフに注意され渋々歩き出す。


やっとのことでグリーンに戻ったら既にセットチェンジ最中。
ここで本日朝からなにも胃に入れていない事を思い出し、
このままだとマズイなぁと水をソイジョイ2本で済ます(笑)。

フジで見るベン・ハーパーは4回目、今回は新バンドを引き連れて
Ben Harper & Relentless7としての出演。
アルバムが完全にバンドサウンドとしての音を鳴らしていたので
非常に楽しみでした。
シンプルなステージ、そしてニューアルバムからのみの演奏。
ヘヴィーなファン以外付いてこれるか心配だったけど、
「うた」の力そしてメロディの力で観客を惹きつけていました。
今度は単独公演でじっくり観てみたい。

さていよいよ終盤戦、休む間もなくホワイトに移動。
レジェンド系2連発で本日を終えようと思います。
まずはブラック・ハードコア、Bad Brains!!

全盛期の頃を知らないワタクシですが、
あのイアン・マッケイやヘンリー・ロリンズに多大な影響を与えたバンド。
当時の映像の凄まじいテンションを見てコレは外せん!!と構えてたんですが
出てきたバンドは特にボーカルのH.R.がかなり老けてる・・・
ほとんどおじいちゃんの域。
しかも歌ってるときはほぼ棒立ち。ボーカルも呂律が回らない場面も。


しかし!!しかしですよ!!
演奏はヘヴィーでタイト、前方では常にダイブ&サーフの大騒ぎ。
往年の曲を生で聴けただけで感無量ですよ。
最後アンコールでI Against Iで終了。
H.R.が一曲ごとに観客に向って
サンキュゥウウゥゥ」を言うのが印象的でした。


そして本日のトリに選んだのが、ヒップホップレジェンドPublic Enemy!!
願いも空しくフレイバー・フラヴはビザが下りずに来日不可、
ついでになぜかプロフェッサー・グリフまで・・・。

セットチェンジの間もMCが観客とコール&レスポンスの応酬。
おまけに「www.publicenemy.com、アーイ?」と宣伝も抜かりありません(笑)。
始まっていきなりチャックDがメンバーが揃わなかった事を詫びた上で、
代わりに本当のヒップホップショウを見せる!!と宣言。


前座MCの後いきなりBring The Noiseからスタート、フロアは一気に爆発!!
実は当日見るまでは心配だったんだよね。
フラヴもグリフもいない、
ターミネーターXもいない中で現役感がどれだけあるのか。
しかーし!!セットリストは全盛期の曲がメイン、
おまけに途中マイケル・ジャクソントリビュートで
Billy Jeanまで演るサービス精神!!
最後はもちろんFight The Powerで大終了!!


ぶっちゃけ半分カラオケみたいなカンジでしたが
(フラヴのパートは音源ダダ流し)僕は満足しました。
終わってもクドク流れるMCの
www.publicenemy.com、アーイ?」を背にワタクシの土曜日はおしまい。

この日は13年間のフジロック人生で初めて
計画したタイムスケジュール通りにこなせた日でした!!
その代わり犠牲となったのが、休憩時間と食事。
これって楽しんだコトになるのか?

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4 コメント

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Unknown (sugar)
2009-08-22 01:55:24
こんばんわ!
もう3日間書き終えてらっしゃるんですね
アタシも、3日目書き終えたら、めいぐるとさんの3日目レポを読破しますね!
とりあえず、2日分楽しく読ませて頂きました~♪
初日・2日目ともホボ被ってなく、カツ見たかったケド諦めたアーティストのレポが沢山読めて、見た気になりました
特に2日目のイーライはうらやましぃぃぃ。
ソウルフルなボーカル堪能したかったです・・・。

返信する
Unknown (033)
2009-08-23 17:27:12
写真・映像の数々ありがとうございまーす!
会場の景色と熱気が思い出されて楽しませてもらいました♪
オレンジやヘヴンエリアには全く足を踏み入れてなかったので泥沼天国(笑)の様子がすごかったんだなぁと他人事のような感想を抱いてしまいました(^^;)
The Inspector Cluzoがインパクト大でした!

あと、どうやら、めいぐるとさんの基地と近かったっぽいデス(笑)
返信する
Re:sugarさん (めいぐると)
2009-08-25 01:32:52
コメントありがとうございます!!
稚拙なレポを読んで頂き恐縮です。

この日はBen Harper以外は初めて観るアクトばかりだったのですが、
全て満足させてくれましたよ!!

イーライ・リードはホント良かったです。
グリーンでも映えるんじゃないでしょうか?
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Re:033さん (めいぐると)
2009-08-25 01:39:24
コメントありがとうございます!!

映像に関しては賛否両論あるでしょうが、
やっぱりその場の臨場感を直接伝えられるので。

インスペクター・クルーゾなんていい例です。
あの場にいる観客全員が100%満足してたと思いますよ。

あ、近かったデスか・・・(汗)。
まあでも土曜日はそこにいたのホント数分でしたけどね(笑)。

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