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人民の、人民による、人民の為の革命

2009年02月18日 00時00分24秒 | CINEMA
本日紹介の作品は「チェ 28歳の革命」。
監督はスティーヴン・ソダーバーグ、主演はベニチオ・デル・トロ。


今やその存在自体がシンボル化されて若者に広く
認知されている革命家エルネスト・チェ・ゲバラの伝記映画。
彼は革命に身を投じる以前
医学生の頃に南米をバイクで旅しており、
その時のエピソードは「モーターサイクル・ダイアリーズ」として
映画化もされていますね。

今作は二部構成となっており、
第一部である「28歳の革命」はフィデル・カストロと協力して
キューバ革命を成し遂げるまでを描いています。

反政府ゲリラとして活動していく姿を
BGMもほとんど無く淡々と追っていきます。
我々日本人に理解し難いのが、
アルゼンチン人の彼が何故キューバの為に立ち上がったのかという事。
しかしそれこそチェ・ゲバラが今も人々に愛される理由でもある。
映画の中でも彼は常に民衆の側に立っている。

とにかくゲバラを演じたベニチオ・デル・トロ!!
そんなにルックスは似てないハズなのに、
スクリーンに映る彼は正にゲバラそのもの。
今作で彼はカンヌ映画祭主演男優賞を獲得しています。
カタリーナ・サンディノ・モレノが短い出演ながら、
後にゲバラの妻となるアレイダ役を印象的に演じています。

今この時代だからこそ、その生き方にスポットが当たるんでしょう。
全ての世代の人達に観て欲しい一作。


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