名盤まとめブログ

ジャンル問わず名盤をまとめていくブログです。私は音楽ゲーム愛好家でもあり、音ゲー曲もまとめるのでぜひ聴いてみて下さい♪

【音楽アルバム紹介】The Piper at the Gates of Dawn(1967) - Pink Floyd

2024-01-14 11:02:15 | ・1960年代(洋楽)
イギリスのプログレバンド、ピンク・フロイドの記念すべき1st。
『サイケデリックの新鋭』のキャッチコピーがつけられ、邦題は『夜明けの口笛吹き』

本作収録時のメンバーは以下の通り。
シド・バレット
ロジャー・ウォーターズ
リチャード・ライト
ニック・メイスン

シド・バレットのドラッグ過剰摂取が原因で次作『A Saucerful Of Secrets』からデヴィッド・ギルモアが参加します。

11曲中8曲がシド・バレット作曲であり、プログレ要素は少なくかなりサイケ色の強いアルバム。
抽象的で寓話的な歌詞が特徴で、そこに幻想的で浮遊感あるサウンドが合わさりサイケデリックロック特有の高揚感を見事に生み出しています。

個人的によく聴いたのはサイケな香りが強い「Astronomy Domine」、「Lucifer Sam」、「Matilda Mother」の3曲と長尺のインスト「Interstellar Overdrive」、フォーキーで童話的な「The Gnome」と「Scarecrow」、前半と後半でガラッと変わる狂気的な楽曲「Bike」など。

サイケデリックロックのアルバムとしては究極とも呼べる完成度を誇っており、傑作『狂気』や『炎』ではなく本作をピンク・フロイドのベストに挙げる方も意外と多いのでは。

【トラックリスト】
1. Astronomy Domine
2. Lucifer Sam
3. Matilda Mother
4. Flaming
5. Pow R. Toc H.
6. Take Up Thy Stethoscope And Walk
7. Interstellar Overdrive
8. The Gnome
9. Chapter 24
10. Scarecrow
11. Bike


Interstellar Overdrive
メンバー4人合作のインスト曲。この曲は元々16分の大曲ですがアルバム収録にあたり9分40秒まで短縮されています。ライブでは30分以上になることもある初期フロイドの代表作。