どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4193

2024-06-30 18:20:00 | 時間の無駄
例年よりも半月遅れでぢめぢめに突入した筈なのに今の所「ぢ」ぐらいしか降雨が無いさいたまでありこれが今後「ぢめ」若しくは「ぢめぢ」程度になってくれないと農作物の育成に悪影響を及ぼす恐れが有るし昨年の猛暑のせいで既に米不足が心配されているのだから今年は何としても豊作になってもらわないと困るのだが何より降るんだったらきっちり地上を冷やすまで降ってくれない事には暑くて堪らないのでありエネルギー消費の無駄を抑える意味でも現状は好ましくないのであるが太平洋高気圧が今一つ不安定な割には降ったら記録的豪雨になると云うもうそれってぢめぢめじゃないよね的な天候の荒ぶり加減を考えると迂闊に雨乞いも出来ないのであるがそう云う両極端がいけないのであって何事に於いても中庸が望ましいと改めて主張したいものの相手が自然ではどうしようも無いのも確かでありどっちつかずの曇天をぢめぢめと見上げる事しか人類には出来ないのである。

どうでもいい四百字 4192

2024-06-29 19:23:33 | 時間の無駄
これも一種の老化であろうか。最近決断力が鈍ってきた様に思う。何か美味そうなものを見つけても、過去の経験からどんな味なのかを想定して、それを敢えて確かめる価値は有るのかと躊躇してしまいがちである。スーパーで本マグロのサクを見掛ければその色つやや透明感、脂の乗りから大体の味が予想出来る上に、刺身換算で一切れ300円もする事まで見抜いてしまう。食べれば美味い事は分かっているがそれらの諸要素をアレコレ勘案していると手に取る気が失せてしまう。誰かが奢ってくれるのであれば何の逡巡も無く飛び付く気もするので、それを老化のせいにするのは間違っている様にも思うが、食べ物から新鮮な驚きを得にくくなっているのは確かだろう。だったらブートジョロキアの丸かじり等、新領域を開拓すれば良さそうなものであるが、そんな経験値を好き好んで積むだけのバイタリティは無い。そう云う意味では老化と云うのも中らずと雖も遠からずなのである。

どうでもいい四百字 4191

2024-06-28 19:00:32 | 時間の無駄
便利だが信用は出来ない。それが現状のGAIであろう。OpenAIがChatGPTで錬成されたソースコードの誤りをチェックするGAIを開発したそうである。正しいかどうかの検証の手間が省けるのは助かるだろうが、だったら最初からちゃんとしたコードを吐き出せば済む話の様にも思える。ただ、新たに作るよりもアラを探す方がやりやすいと云った傾向は、AIにも有るのかも知れない。これでシステム開発の生産性が爆上がりするのであれば万事目出度しなのだが、「仕様が自然言語で完璧に矛盾無く記述されている」事が前提となっている限りは、多分無理だろう。試行錯誤が必要になるプロトタイプであれば猶更である。ロジックに問題が無くても処理量が多過ぎて朝までに終わらない、と云った実行環境に起因する不具合も有り得る。そこら辺もまるっと面倒を見てくれる水準にまでGAIが進化したら全幅の信頼を寄せても構わないのだろうが、仕様がブラックボックスになるのも少々怖いのである。

どうでもいい四百字 4190

2024-06-27 19:32:05 | 時間の無駄
構造的な問題だからなあ。本屋が無い市町村は26%に及ぶそうである。一般書籍はショッピングモールの大手チェーンに、雑誌はコンビニに売上を食われている上に、ネット通販や電子書籍も当たり前になっている。個人で太刀打ちするのは難しいだろう。危機感を抱いた経産省が書店振興のプロジェクトチームを立ち上げたらしいが、ここが介入するとだいたいロクな事にならないのは経験的に分かっている。本屋は文化的情報の発信基地として重要、と云うのは確かなのだが、単に高尚な本を並べておけば何かが発信される訳では無い。本を目利きする偏執的な店主が、(極めて広い意味での)文化的なアレコレを醸し出すのである。良書を選り抜くには知識と教養が必要である。出版社や取次に直談判する様な熱意も求められよう。地元の図書館の司書に、適任者が居るかも知れない。ハコモノを無理矢理整備するよりも、そんな人材を発掘・育成する方に力を注いて欲しいのである。

どうでもいい四百字 4189

2024-06-26 19:33:19 | 時間の無駄
報道はされないが流行はしている様である。昨今気にする事も少なくなった新型コロナである。それなりに感染者数は増えている様だが、深刻に受け止められている様には見受けられない。盛んに報道されなければヨノナカそんなもんであろう。変異株は次々と登場している様だが、健常者を重篤化する物騒なタイプでは無い事から、市販薬で乗り切ってしまう人も居るらしい。それでも後遺症はかなり厄介だそうだから、罹らずに済むに越した事は無い。ここ数年、何かとやる気が出ないから、もしかすると知らない間に感染していて、その後遺症の真っ最中なのかも知れない。だとすれば由々しき事態であるが、今更抗体検査を受けるのも(お財布事情的に)気が引ける。何よりコロナ禍前からずっとそうだった様な気もしているので、何でもかんでもコロナのせいにするのはお門違いであろう。じゃあ原因は夏バテと云う事で、と無気力を責任転嫁する努力だけは怠らないのである。