どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3250

2021-11-30 18:18:02 | 時間の無駄
WHOも色々と大変である。懸念すべき変異株の発生は衰える様子も無く続いており、ギリシャ文字15番目のオミクロンにまで至った。ニューとクサイが未使用となったが、前者は英語のnewと発音が被って紛らわしいから、後者は「よくある名前」だからだそうである。日本だとクサイと読まれる事が多いが英語だと[zaɪ]で、これが何処かの国家主席の名前と同じ発音だそうである。クダラナイ事で変な軋轢を生むのも不毛なので、その忖度は賢明であろう。これを前例として踏襲すればオメガも多分使えないだろう。パイは微妙な所である。米国製菓業界のロビー活動で使えなくなるかも知れない。ギリシャ文字は色々なブランドに冠される事が多いので、既に命名されたものも撤回を求められるかも知れず、WHOとしては今回の決定でややこしい問題に首を突っ込んだ事になりそうである。ともあれオメガ採用の是非を議論しなくてはならない事態にまで悪化しない事を祈るばかりなのである。

どうでもいい四百字 3249

2021-11-29 17:51:36 | 時間の無駄
キャッシュレス決済に限らない包括的な課題であろう。21世紀は半世紀分のテクノロジが併存する、人類史上稀有な時代である。50年前の通信手段は郵便、電話、電報、メッセンジャーボーイ位なものであったが、それにFAXやメールやSNSやVRチャット等が加わり、メッセンジャーボーイ以外は今も利用可能である。人力伝言はUber Eatsの配達員に料金を払えばやってくれるかも知れないが、そんな機会は無さそうだし、配達員を呼び出すスマホで電話した方が良い。こうなると経験バッファオーバーフローを起こす人が一定数出てくるのも道理である。それを情弱と切り捨てるのは簡単だが、21世紀的人権保護の観点からはいかがなものかと思う。ひとにやさしいITを如何に実現するかが、今後の課題である。あと20年もすれば私もバッファオーバーフローを起こさないとも限らない。年寄り笑うな行く道じゃ、である。老耄著しい私にやさしくしてくれる社会であって欲しいと願うのである。

どうでもいい四百字 3248

2021-11-27 18:26:03 | 時間の無駄
日本独自のキャッシュレス経済循環を考える必要があろう。「エコシステム」の和訳に経済循環を当ててみたが、何となくしっくりこないので、良さそうなのが有ったら教えて下さい。本題に戻る。普及を阻む最大要因が決済手数料であろう。何かと天災が多い国であり、手元に多少の現金が無いと困るのは確かだが、現金に対する信頼性の高さがキャッシュレス阻害の主因では無いと私は考えている。決済時に店舗側が支払う手数料が欧米諸国に比してやたら高額なのである。ただし運営会社が暴利を貪っている訳では無い。銀行振込やらCAFIS利用料やら、手数料が再帰的に発生する上にポイント還元までしなくてはならない。加えて一回払いの決済が多く、金利収入も見込めない。結果として収入源は店舗手数料しか残っていないのである。コード決済がその旧弊を打破出来るかが経済循環確立の鍵なのだが、手数料の総元締たる銀行やNTTや国際ブランドが協力的とは限らないのである。

どうでもいい四百字 3247

2021-11-27 18:26:03 | 時間の無駄
ちょっとニューヨークに出稼ぎに行くか。同市の最低賃金は時給15ドルである。加えてチップの習慣が有るので、愛想が良い人ならそれ以上の実入りになるだろう。しかもコロナ禍の影響で労働力不足が慢性化しているらしい。下働きでも時給3000円近く稼げるのであれば悪くない。尤もランチも大体15~20ドル位らしいので、生活はかなり厳しいと云うのがオチである。ともあれ内外の賃金差は開く一方であり、いずれ日本に働きに来てくれる外国人労働者は減っていくのだろう。ハイスキルを持つ技能労働者であれば猶更である。適正なサービスに適正な対価を支払い、それがおちんぎんに反映する様にならない限り、この問題は多分解決しない。適正なインフレと云うのはそうやって発生するものであり、政府が金融政策を弄繰り回してどうにかなるものではないと思う。その意味に於いて百円ショップで500円とか980円の商品を置く様になった現状を、断腸の思いで歓迎するのである。

どうでもいい四百字 3246

2021-11-26 19:09:33 | 時間の無駄
地球温暖化対策は、ダイエットの様なものかも知れない。自分の欲望(食べたい&だらけたい)にどれだけ抗い続けられるかの勝負であり、非常に分が悪い。面倒な事は「30年後に本気出す」と先送りにし、EVが普及すれば万事解決の様な「これだけで痩せる」系の特効薬に頼りがちなのも良く似ている。そう考えると我慢は難しいのではないか。スウェーデンがEUに対し、仮想通貨のマイニングに膨大な再生可能エネルギー源が消費されており、本来使われるべき化石燃料の代替に回せなくなるから規制して欲しいと要望を出したそうである。何でもビットコインのマイニングに使われる電力は年間1テラワットにも及び、20万世帯の消費に相当するそうである。ただEUから締め出しても他の国で石炭燃やしてマイニングされては意味が無いし、それを妨げるのも難しい。結局は人類の欲望とどう折り合いを付けるかの問題であり、それで自滅しても地球としては別に困らないのである。