どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3535

2022-09-11 18:17:02 | 時間の無駄
信教の自由は、日本国憲法によって保障されている。政教分離もまた然りであるが、現実はそう上手くいくもんじゃない事は報道を見れば明白である。政治家の宗教団体依存を解消したければ、彼らが組織票として機能しなくなれば良いので、投票率を上げるのが手っ取り早い。その副作用として変なのが代議員になったりするが、それもまた民主主義と無理矢理納得して欲しい。日本人は無宗教を名乗る事が多い様だが、恐らく「宗教」を狭義に解釈しているからだと思う。他国だと神学的な教義に加えて倫理や道徳や規範や生活の知恵までがまるっと含まれているのが普通である。そう云う視点からだと、他宗教の器を借りた祖霊信仰が日本人の主たる宗教だと説明するのが、私としては一番しっくりくる。ついでに現世利益的なお守りや熊手や達磨等に喜んで金を払う傾向も付言して良かろう。心の拠り所が宗教の本質であるが故に、明文法との相性が悪いのも致し方無いのである。

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