どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2688

2020-05-17 19:49:22 | 時間の無駄
どう見ても罰ゲームである。「新しい生活様式」に即した宴席の映像を見たが、フェイスシールドに全幅の信頼を寄せ過ぎだろう。酒が入ればそんなもん取っ払う人が出てくるし、何よりエアロゾル感染の可能性はまだ残されている以上、密室で長時間共に過ごすのは避けたい。記念に一度は参加してみたいが、これが常態化したヨノナカは、ある意味自粛要請よりも過酷だと思う。ただ会食と云う文化を人類が放棄するとは思えないので、何らかの落とし所は必要である。一番効果的なのは回数制限だろう。例えば濃厚接触を伴う会食は月2回までとする。飲食を共にし語らい合いたいと心から思う相手であれば、従来通りの作法で構わない。そう云う縛りによって、本当に必要な会食はどれなのかを真剣に考える様になるだろう。義理の付き合いならチャット飲みで十分である。既存概念の破壊と再構築の上に確立されなければ、「新しい生活様式」は免罪符にしかならないのである。

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