どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3436

これは燃える。トヨタが富士スピードウェイで液体水素タンクを搭載したカローラをお披露目した。しかも水素発電では無く、エンジン内で燃焼させる方式である。技術展示で実際に走る事は無い(多分クラッシュした時に何が起きるか想像もしたくないからだろう)そうだが、サーキットを20周出来るだけの水素を積めるらしい。ピットには岩谷産業の水素充填設備も展示されていたそうで、技術的な問題はある程度クリアされていると云う事だろう。マイナス253度の液体を積んで走れる時代になったかと思うと実に感慨深い。ついでに超電導的な何かも搭載してもらえると更に燃えるのだが、現時点では余計な事はしない方が良かろう。商用化は当面見込めないであろうし、水素の安定供給と輸送もまだ発展途上の技術である。水素燃焼エンジンが主流になるとは思えないが、ノウハウの蓄積にこそ意義が有る。地産地消型エネルギーとして、水素の大爆発的普及に期待するのである。

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