流行りには乗っかる方である。しかし昨今のタピ活には興味が湧かない。以前流行した時にさんざん食ったのと、価格がボッタクリだからかも知れない。暫くすれば下火になって投げ売りされるのだろうが、恐らくタピオカとは縁の無い生涯を送るだろうと、漠然と思っていた。しかしそれは私の勉強不足である事が、つい先日判明した。よく購入する冷凍讃岐うどんにタピオカが混ざっているらしい。モチモチした食感を出すには好都合な材料だそうで、ポン・デ・リングや白いたい焼き等、結構あちこちでコッソリ使われている様である。あの味わいは手塩にかけて育てたグルテンと信じ込んでいたのだが、手間を掛けずに似た様なモノを安価に作り出せるのであれば、それはそれで存在価値を認めるべきなのかも知れない。図らずもタピ活していたのであるが、インスタ映えするドリンクに大枚はたくよりも、はなまるうどんでぶっかけ啜る方が身の丈に合っていると思うのである。
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