緊急事態宣言の終了をテドちんが発表した。まずは色々な意味でお疲れ様と労いたい。ただコロナ禍は終息しておらず、統計的に現状はパンデミックに該当しないと云う「事実」を表明したに過ぎない。根絶出来る類の感染症でも無いから、今後も感染拡大の波は定期的に発生するだろう。とは言え何かと警鐘を打ち鳴らしがちなWHOが取り下げる事には一定の意味は有る。何時までも宣言しっぱなしと云う訳にはいかないから区切りを付けただけなのかも知れないが、それで心の荷が下りる人も居るのなら十分だろう。ここ半世紀で人の交流は爆発的に増加し、感染症が世界に広まるリスクも上昇した。そして拡散を防ぐ手立ては往来を遮断すると云った昔ながらのやり方しか無いと云うのが、明らかになった現代科学の限界でもある。その事実を追認するしかないWHOとしては歯がゆい思いであろうが、これに懲りず人類の健康増進の為に打ち鳴らし続けて欲しいのである（肥満を除く）。
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