どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3859

指導環境の整備が遅れている。それもそうだろうが、それ以前の問題だろう。全国学力テストの結果が公表され、英語の「話す」技能の正答率が12.4%だったそうである。「聞く」は58.9%、「読む」は51.7%だからそれらに比べると際立って低い。従来の学習要綱に沿った技能でも正答率が6割に満たないのはそれはそれで問題であるが、そこら辺は文科省に任せる。出題はニュージーランドの留学生の「わが国ではレジ袋の販売が禁止されているのに、日本では売られている。プラごみ削減の為にも禁止すべきではないか?」と云う問い掛けに答える形式だが、「やかましいボケ」に相当する英語を知らなかったのだと思う。新橋のサラリーマンをとっ捕まえて出題した時の正答率も調査して欲しいのだが、それはどうでもいい。そもそも社会問題に関して自分の意見を述べる訓練を、日本語でやっているのだろうか。「話す」事自体が一つの技能であると、文科省は認識すべきなのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る