個人情報管理を巡って揺れるLINEである。技術的に詳しく知りたい方はLINE公式サイトで説明しているので、そちらをご覧頂きたい。状況を一言で言い表せとするなら「後ろめたい所が無いなら気にするな」である（だから政治家が大騒ぎしている）。まず情報漏洩はまだ未確定である。しかし大抵の基本情報は既に何処かが漏らしているのでどうでもいい。日本のサーバに中国からアクセスが最低でも32回有ったと云う煽りは、開発運用業務を委託された子会社なのに何故その程度なのかと云う別の疑問が湧くのだが、「出歯亀が女湯の横を通った」程度の叙述文に過ぎない。横を通り過ぎて何もしない筈が無いと考えるのは、こちらの勝手である。それに韓国NAVERの子会社なんだからデータがそこに有っても不思議はあるまい。絶対安全安心とは口が裂けても言えないが、それがゼロコストで手に入ると錯覚してはならないし、自分の情報にコストを掛けるべきかの見極めも必要なのである。
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