大富豪の考える事は良く分からん。イーロン・マスク氏がOpenAIを提訴したそうである。「人類の利益の為にAIを開発する」と云う当初の理念を放棄して営利活動を始めたのはけしからん、と云うザックリした主張を展開している。共同設立者であった事は事実であるが、今更口を挟める立場でも無いだろう。その後立ち上げたxAIが今一つパッとしないから嫌がらせしているとしか思えないのだが、Microsoftの法務部門もそこそこの辣腕なので、勝訴するのには苦労するだろう。いっその事、被告原告共に手持ちのGAIに裁判資料を錬成させて勝負を決めてはどうかと思うのだが、不当に仕事を奪われたとして弁護士に訴えられそうなので当面は人間に任せておくのが無難だろう。あちこちに多数の訴訟を抱えているOpenAIには同情するが、権利関係の法整備には時間が掛かる関係上、まずはぶっつけで判例を重ねていくしか無さそうである。法務向けに調教したGAIの開発を急いだ方が良さそうなのである。
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