思い切ったものである。中米エルサルバドルがビットコインを法定通貨に加える法案を可決した。これまでは米ドルとサルバドール・コロンが法定通貨だったが、後者はほぼ使われていないらしい。コーヒー砂糖綿花を輸出し穀物を輸入しており、米国への出稼ぎも多い様である。そう云う経済構造だったら米ドルで十分にも思えるが、銀行口座を持つ国民は3割程度との事で、スマホが有れば安価に国外送金出来るBTCを使う利点は確かに大きい。乱高下するのが玉に瑕だが、国内で還流させている分にはどうでもいい話だろう。自国通貨がアテにならない国でも採用される例が増えそうだし、国を挙げてマイニングに乗り出す所も出てきたら面白い。BTCは発行上限が定まっており、米ドルからの置き換えを半世紀も続けたら世界一の金融大国に化ける可能性もワンチャン有りそうである。それを見越してデジタル日本円を売り込んではどうかと思うのである（米国が怒らない範囲内で）。
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。