どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3338

デジタルディバイドの一変種なのかも知れない。山梨県大月市議会は、JR東日本が駅構内の時計を撤去した事を「サービス低下で信じ難い」と非難し、再設置を求める決議を賛成多数で可決したそうである。正確な時計の設置は鉄道事業者の責任、との事だが、別に駅舎の時計を見て電車は走っている訳では無い。正確な時間を確認したかったら、スマホでntpサーバへの参照頻度を増やせば宜しい、のだがそれが出来るんだったらこんな決議を可決しないわなあ、とも思う。長年慣れ親しんだあのアナログ時計が見られなくなるのは寂しい限りには違いないが、維持管理の費用対効果を考えれば廃止も已む無しに思える。後はノスタルジーに幾らまでなら払えるかと云った無味乾燥な話であり、JRに全責任を押し付けるよりも、特注のアナログ電波時計を寄贈するのが筋だろう。ただこの問題の本質はそこでは無いのであり、中高年の再教育に国は本腰を入れた方が良い様に思うのである。

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