二週間前からチェルシーでのMAが始まった。
英語の点数もクリアし、日本にも一瞬帰り、
ビザのためのbank statementを手に入れるのにいろいろ
時間と手間がかかったけれど、昨日やっとビザの書類HOME OFFICEに送った。。
ビザの書類を送る前に大学で書類をチェックしてもらって、
完璧の状態で郵便局にいったのだけど、申請料を郵便局で買わなければならず、
ポスタルオーダーという小切手みたいなものを購入。
しかし郵便局が混んでいたので焦って金額だけ確認して
封筒に入れて出した。
そして郵便局から出て歩いてたら、ふと自分の名前とか何も
ポスタルオーダーに書いてないことに気づき
頭真っ白になる。
…そういえば、友達が住所と誕生日書いたって言ってた!!!
しまった、サインとかしないとお金が落ちないのでは?
郵便局まで走って戻るが、もうおじさんがドアに鍵を閉める寸前。
ドアを無理やり開けながら
インド人のおじさんと戦う。
私:ちょっとちょっとちょっと聞きたいんだけど!!!
おじさん:もう終わりだから。他のお客さんでるからどいて。
そして鍵閉められる。
くそおやじーーー
でもねばってまたおじさんが次のお客さんを出すために鍵をあけに来るまで待つ。
私:さっきポスタルオーダー買ったんだけど、名前とか書くの忘れた!!!
おじさん:もう配達にだされたよ!
鍵閉められる。
………
今日の朝、郵便局にもホームオフィスにも電話しました。
ホームオフィスは完全に役に立たなかったけれど、郵便局によると
ポスタルオーダーはどこに払うかというのだけ記せばよくて、
とくに自分の詳細は書かなくていいらしい。
宛先は郵便局のおじさんがプリントしてくれたから平気なはず。
でもそれでも心配だったから、大学のビザのアドバイザーにまた聞きに行った。
あなた昨日も来たじゃない~と笑われる。
それだけ心配なんですよ。
そして結果、
基本的に宛名がわかればいいらしい。
でもなんでポスタルオーダーに名前を書いた方がいいのかというと、
たまにホームオフィスがなくしたりとか誰のかわかんなくなったりするからだそうです!!
そんな理由かよ。
まぁ、とにかくよかった、そんな理由で。
一応アドバイザーがホームオフィスに私のポスタルオーダーの番号をメールしてくれることに。
良かった、私が送るより絶対見てくれる気がする。。
早く新しいビザをくれ。
それはそうと、
今年のMAファインアートはものすごい人数が多い。
全部で74人で、そのうちアジア人が27人くらい。
日本人6人、中国人4人、タイワニーズ1人、タイ人1人、韓国14人くらい。
インド人、パキスタン人も少しいる。
不景気だから留学生は大学の宝だと思う。
それでも皆モチベーション高いし、ヨーロッパの人たちはやっぱりディスカッションが好きで、作品はよくわからない。
私はまだ英語に自信がないのだけど、それでもアジア人が多いから
ういてしまうことはないし、なんとかやっていける気がする。
けど、レクチャーとか、アーティストトークとか、何言ってるか全くわからない。
今日はコレクターとアーティストとギャラリストのトークがあった。
アーティストがどうやってアーティストとしてやっていくかとかそういう話。
ヨーロッパの人たちがいろいろ質問したりしてるのだけど
よくわからない。とりあえずわからない。
もはや、英語力だけが問題じゃなく、ヨーロッパでのアートのシステムとかもろもろ
分かってないから理解できないのだと思う。
いろいろ調べなきゃいけない。。と思いつつテスコに行くと何食べるかで悩んで全て忘れてしまう私。
今日は家が近い中国人の友人Fと一緒に帰ったからいろいろ聞いてみる。
彼女はチェルシーでPGDipもやっていたからいろいろ教えてくれる。
私:レクチャーの内容とか全部わかる?
F:わかんない。そんなの無理だよ。一応メインポイントだけおさえるようにしてる。
私:そっかー私もわからないんだよね。英語力だけじゃないよね。
F:うん、でももしMA終わって日本に帰るんだったらそんなに知る必要ないよ。
終わったらどうするの?
私:えー、まだわかんないけどpost-study visaがとれるならまだ残りたい。
中国帰るの?
F:うん、終わったらすぐ帰る。結婚する。
私:………!!
誰と?
F:彼氏と。
(そうだよね、当たり前の質問でごめん。)
F:彼は中国にいるから。
結婚しても何か作りたいとは思うけど。
そっかーそういう選択肢か。
Fは私と同い年で中国で美大出てからこっちきてPGDip終えてからMAまできた。
やっぱりロンドン、ビザとるだけでもめんどくさいし
アーティストになるったって大変だもんね。
この間、私より少し年上の韓国人の友人が
結婚とか考えなきゃねーとか言いながら全然かんがえてなさそうだった。
私は…
とりあえずビザだよビザ
早く新しいビザがほしい。