MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

ダイアリー

2013年10月02日 02時02分02秒 | ダイアリー
今日も、まだガンバって仕事中です。

しかしながら、はるか道のりは遠く、終わりはまだ見えません。

疲れたので、お茶を飲みながら、

「ソクラテスと朝食を」という本を斜め読み。

日常の何気ない行為、例えば、“目覚める”とか、“買い物する”とか“服を着る”とか、
そういう、一つ一つの行為を哲学的に分析するという趣向の本。

“買い物”の章では、ショッピングモールというものの存在についてひとしきり洞察したかと思うと、

ショウウインドウに映る自分をチラ見する行為をジャック・ラカン的に分析してみせ、

ショッピングモール内をぶらぶらうろつく行為をヴァルター・ベンヤミン的に解説してみせる。

デリダをして「俊一!」と言わしめた著者による哲学入門書。

哲学書なのだが、これなら電車の中でも読める。
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