昨日は、早稲田松竹でエリセの2本立てを見た。
2本とは、いうまでもなく「ミツバチのささやき」と「エル・スール」のことである。
早稲田松竹
あらためて、エリセの天才ぶりを堪能する。
エリセの映画は、シーンの一つ一つが静謐で慎ましやかでありながら、圧倒的なパワーに満ちていて、観る者に終始身震いするような感動を与えてくれる。
それにしても、あの画面に漲っている緊張感と言ったら・・。
なぜ、あんな映画が撮れてしまうのだろうか?まさに神がかり的としか言いようがない。その点、作為の跡が透けて見えてしまうソクーロフの映画とは一味も二味も違っていると思う。
エリセのこの2本こそ、真の映画と呼ぶにふさわしい。
2本とは、いうまでもなく「ミツバチのささやき」と「エル・スール」のことである。
早稲田松竹
あらためて、エリセの天才ぶりを堪能する。
エリセの映画は、シーンの一つ一つが静謐で慎ましやかでありながら、圧倒的なパワーに満ちていて、観る者に終始身震いするような感動を与えてくれる。
それにしても、あの画面に漲っている緊張感と言ったら・・。
なぜ、あんな映画が撮れてしまうのだろうか?まさに神がかり的としか言いようがない。その点、作為の跡が透けて見えてしまうソクーロフの映画とは一味も二味も違っていると思う。
エリセのこの2本こそ、真の映画と呼ぶにふさわしい。
そうですよ。
>例のフジテレビの「ホウシャオシェンとエドワードヤン」のドキュメンタリーの監督もしていたはず。
えっ、そんなドキュメンタリーありましたっけ?
あれー、ぜんぜん記憶にないですねー。
ちなみに、録画とか持ってるんですか?持ってたら見せてほしいです。
映画を観ていないのでニュアンスが判らないけど、(笑)からすると結構自虐的?ですか?「みつばち」といわずに「マルメロ」だしてくるあたり(笑)。TSUTAYAにあるのだろうか?
是枝監督って、「誰も知らない」の人ですよね。例のフジテレビの「ホウシャオシェンとエドワードヤン」のドキュメンタリーの監督もしていたはず。
まあ、たしかに変人ちゃあぁ、変人だかもねぇ・・・少なくとも世間的には(苦笑)
果たして見られる時がくるんでしょうか。
ちなみに、先週渋谷で見た是枝裕和監督の「空気人形」という映画のなかにいやーなシーンがありましてねー。
主人公の「空気人形」が小さなレンタルビデオ屋でバイトしてるんですが、そこに、いかにも映画オタクみたいな大学生がやってきて「マルメロのVHSってあります?なければアンゲロプロスのものでもいいんですけど」って訊くんです。
すると、店の奥にいた店長が駆け寄ってきて
「あのねー、そういうのが借りたい人は、ウチじゃなくて駅前のTSUTAYAにでも行きなさいよー」って追い返しちゃうんです。
エリセ好きとかアンゲロプロス好きって、ゴダール好きと同様、世間一般では変人扱いなのでしょうかねー。
あれは、なんか、いやなシーンでしたねー(笑)
広島も今年上映されたのですが、残念ながら観れませんでした。
マルメロから15年以上たっているような気がしますが、長編新作はいつなんでしょう??