尾張一宮駅の看板です。

　一宮の玄関口である駅ですが、名鉄が名鉄一宮駅でＪＲ東海が尾張一宮駅になっています。名鉄もＪＲ東海も高架化されていて、綺麗な乗車場になっていますが、ＪＲ東海側の駅舎は年代物の駅舎が今も使われています。

　尾張一宮駅の線路側の屋上に画像のネオンが設置されています。「毛織の本場」と作られていますね。対には「尾張一宮」とあるわけで、続けて読むと「毛織の本場尾張一宮」になるわけです。

　平成１７年の工業統計調査によれば、一宮市の事業所数は３，０８６箇所、従業者数は２７，２４６人（このうち、従業者数4人以上の事業所については、事業所数１，１６８箇所、従業者数２３，２１２人）なんだそうです。就労可能年齢である１５歳～６４歳が ２５２，６０４人。そのうち男性が１２５，７９６で女性が１２６，８０８人。一宮市における人口の６６．７％なんです。どこともそうかもしれませんが、通勤時間をかけて他の街へ仕事に出かける人が多いんでしょうね。

　かなり減ってしまった毛織・衣類関連のお仕事ですが、事業所数では３５．１％の従業者数では２７．９％と一宮の産業の多数派になっているようです。昔の数字だともっとすごかったんでしょうね。