のらくろ:「戦い半ばでこんな負傷したことは残念だ」
のらくろ:「しかしかうなっては致し方ない 十分に手當をして一日も早く治して貰って再び戦場にとび出すのだ」
のらくろ:「だいぶ飲みにくい薬だな 我慢してのんでやれ」
のらくろ:「杖をつけば少しは歩けるやうになった」
衛生兵 :「大尉殿 傷口がまだ治ってゐないのですから 歩いちゃいけません が あのう 枕元の薬どうしました」
のらくろ:「あれはまづい薬だが無理に飲んぢゃつたよ」
衛生兵 :「エツ そりゃ乱暴です あれは膏薬ですからね 呑薬ぢゃありませんよ」
のらくろ:「ウム さう聞いたら俄かに痛くなってきたぞ」
田河水泡作のらくろ武勇談から引用しました。のらくろが飲み薬と思って膏薬をのんでしまったお話ですが。仮名遣いは出版当時に準じております。
さて、みなこパパはよく腰・背中を痛めていたので、しょっちゅう湿布薬を貼っていました。みなこママもみなこパパも戦前生まれなので、湿布薬を膏薬と呼んでいました。わたしは迷うことなく湿布薬を膏薬って呼ぶようになってしまったんですが、自分より若い看護師さん&薬剤師さんには通じないときが多いんですよね。よ~やく湿布薬であることがわかったんですが、未だに湿布薬を膏薬と呼んでしまいます・・・・。
のらくろはお腹に受けた砲弾を摘出して助かりましたが、今の戦争では摘出だけでは済まない症状がありますものね。
のらくろ:「しかしかうなっては致し方ない 十分に手當をして一日も早く治して貰って再び戦場にとび出すのだ」
のらくろ:「だいぶ飲みにくい薬だな 我慢してのんでやれ」
のらくろ:「杖をつけば少しは歩けるやうになった」
衛生兵 :「大尉殿 傷口がまだ治ってゐないのですから 歩いちゃいけません が あのう 枕元の薬どうしました」
のらくろ:「あれはまづい薬だが無理に飲んぢゃつたよ」
衛生兵 :「エツ そりゃ乱暴です あれは膏薬ですからね 呑薬ぢゃありませんよ」
のらくろ:「ウム さう聞いたら俄かに痛くなってきたぞ」
田河水泡作のらくろ武勇談から引用しました。のらくろが飲み薬と思って膏薬をのんでしまったお話ですが。仮名遣いは出版当時に準じております。
さて、みなこパパはよく腰・背中を痛めていたので、しょっちゅう湿布薬を貼っていました。みなこママもみなこパパも戦前生まれなので、湿布薬を膏薬と呼んでいました。わたしは迷うことなく湿布薬を膏薬って呼ぶようになってしまったんですが、自分より若い看護師さん&薬剤師さんには通じないときが多いんですよね。よ~やく湿布薬であることがわかったんですが、未だに湿布薬を膏薬と呼んでしまいます・・・・。
のらくろはお腹に受けた砲弾を摘出して助かりましたが、今の戦争では摘出だけでは済まない症状がありますものね。
ときに「のらくろ」
この場面、私全部覚えてました。実は私も全部読破(それも何度も)しております(笑)。父が全部持っているもので。懐かしいです。
のらくろを読破された件了解しました。
親子4代ののらくろファンも多いようですよ。
考えたらキティちゃんの原点はのらくろかも・・・と思うときもあります。犬・猫が人格を持っているってところが・・・かな。