上記の最終予選で代表復帰した際には、ともにドーハの悲劇を味わい、代表で正FWを争ってきた高木琢也も同時に代表復帰した。復帰後初戦のカザフスタン戦では、二人とも直前のリーグ戦で好調、またカズと呂比須が累積警告による出場停止、岡田監督も情報統制を敷いたため、サポーターは「どちらが先発するんだろう?」といい意味でやきもきしていた。そして試合当日、場内アナウンスと大型ビジョンでの先発選手紹介、日本代表で最nikeに不敵な笑顔の画像とともに「FW、背番号32、中山雅史」が告げられると、国立競技場を埋めた5万人以上のサポーターから大歓声と「オーナカヤマ!ナカヤマナカヤマ、ゴンゴール」の大合唱が沸き起こった。
日本で開催される代表試合において、サブメンバーの中山がアップのペースを上げたり、メンバー交代で中山の出場がアナウンスされると異様な程の大声援となるので、中山を知らない相手の外国人選手は「そんなに凄い選手が出てくるのか?」と戸惑いを感じると言われる。2002年の日韓共催W杯のロシア戦において途中出場した際も同様の現象が起きた。
2002年の日韓W杯のメンバー発表以前に発売された日本版ウイニングイレブン6のイメージキャラクターを務めた。その後、メンバー発表で土壇場のサプライズ選出が起こり、このソフトの売り上げが増大したという。なお、発売元のコナミでは中山の起用を「狙った訳でなく、全くの偶然」と話している。