雑記帳

思いついたままです。

古墳が語る日本と韓国

2009年08月18日 | 韓国情勢
 今更なんですが、韓国人の中に『古代以前には韓国が日本に何もかも教えて上げた』という固い信念があって、この考えからは一歩も抜け出せないようです。その上に韓国人特有の頑固さで、この結論に合わないものは、どんな証拠があっても一切受け付けないようです。韓国の皆さん、もう少し頭を柔らかくしましょう。

 確かに半島は当時の先進国である中国と繋がっているので、日本より伝わる時期が少し早い物もあるようです。しかし日本に伝わった途端に、「あ!」と言う間に改良され日本全国に広がってしまうようですね。 この辺に関しては古代も、現在の日本人と変わらない事に驚かされます。
もちろん日本独特のものもあります。因みに国力は古代から日本列島が朝鮮半島を遥かに凌駕しているようです。

 
大山稜古墳と韓国最大の古墳




日本の最大の前方後円墳大仙稜古墳
 
 墳丘の長さだけで482mもある。墳丘の周囲には3重の周濠をめぐらす。但し一番外側の周濠は前方部だけで後援部までは及んでいなかったらしい。周囲にはさまざまな形の小規模な陪塚と呼ばれる小規模古墳が衛星のように取り囲む。


 大林組のプロジェクト・チームの試算によると、現在これだけの規模の古墳を古代の方法で作るとすると、一日あたり最高2000人、延べ6、807,000人を動員して、15年8ヶ月が必要と言う結果が出た。この試算は二重濠までで、埴輪作りや樹立などが含まれていないので墓域全体や埴輪の樹立を含めるとその見積もりはさらに増加するだろう。なお、最新機械を駆使する現在の工法で造営すると、延べ29,000人の作業員で工期は2年6ヶ月にに節減できるという。

 

 この時代に朝鮮半島でも大きな古墳が数多く作られる。しかし、大仙稜古墳のような馬鹿でかいものは知られていない。朝鮮半島で最大の古墳は、新羅の慶州にある双円墳の皇南大塚で、その墳丘の長さは120mに過ぎない。日本列島では大仙稜古墳を筆頭に、墳丘の長さが300m以上のものが7基、200m以上のものが40基、100m以上のものになると326基にもなる。皇南大塚クラスのものは200数10基をくだらない。