菩薩の悟り

どうもー

ぼさつっスー



お参りに来てくれんのうれしいけど

毎日毎日　ホンマつかれるわ


せやから　ちと休憩ーっと


俺は職業柄　無表情的な感じやねんけど

ホンマはってか俺は　お笑い大好き


住職の目を盗んでは　よくお笑い見てんねん

お笑い番組って結構多いのね


若手の出れる場があっていいもんだ。

でもあれやな

あれなんやったっけ　フォーとかいうやつとか

ざんねーんとか　色々あったけど

ブームになってしまったら終わりやな

結局　ギャグが賞味期限つきの生ものになっただけで

その人そのものが笑いとして　認められてないってことかねぇ

あと

ん？って思う番組もあったりなかったり


赤いカーペットでお笑い披露していくやつ

スピード感と勢いで　ホンマにおもしろいとか

どうでもよくなってるような



笑いをこらえてるお客さんを笑わせたら

いくらもらえるかみたいな番組も

あれなんかは　芸を見てもらってるわけじゃないわな

にらめっこしてるのと同じなんやから


おれは笑いに芸術ちゅーか　アート感があって

ホントの笑いなんじゃないかと


せやから　５分くらいのネタを　

「こいつらだれや？」って思われてるお客さんの前でも

笑わせれることができる芸人こそ　芸術かなあと



５分ってホンマ長いから　

「流れ」がめっちゃ大事になってくる

ショート形式でおもしろくても　

長いネタでは果たしてどうか？やね

「こいつらほんまおもろいんかー？」

って疑いから入っている審査員やお客さんのいる前で

笑わせられたら本物やとおもいますわ


それをクリアしたのはどやろ

２００６年やったかのＭー１優勝　ブラマヨかなあ

あのネタには芸術を感じたで


はあ　よく喋った　　　

普段は黙ってなアカンから堪忍してや


結局

人間も仏も神様も

評論だけは一人前





ほなそろそろ本堂にもどりますー


また年末にでもお参りにきてや　　



おーさぶさぶ　　　おわり