蔵出し写真、甲州勝沼の葡萄園にて。
品種も豊富な甲州葡萄、白系はさっぱりとした味で、黒に近い紺系はこくが
有って粒も大きく食べ応えがある。
あずき色をした小粒の葡萄は甘味が強く一粒一粒時間を掛けて味わう方がいい。
葡萄をデザインした私の好きな模様が部屋を飾る。
伸びてゆく茎と葉の形と、そこに葡萄が実る構図が好きなのよ。
新聞の中一面に大きくJAグループの広告が掲載されていた、老若男女の
人間の輪が田畑を囲む、未来を感じるいいデザインね。
寒いよ~
朝の気温17度、1週間前は30℃を越える暑い夏日だったはずなのに、
今日は一日中冷たい雨で寒い、気温の差が激し過ぎるよね。
めっきり花の数も少なくなり寂しくなってしまった。
ピンク色は心を優しく明るく温かくし、顔立ちを柔らかく見せてくれる。
薄紫は優しく強い心を作り、意識を高め直観力が冴える。
白は心を清め明るく素直にし意識をはっきりさせて身体の機能を高める。
黄色は孤独感を和らげ胃の調子を整え視野を広げてくれる。
と、書いてあった。
色取り取りに咲いていた夏の花はこんな効果を人間にもたらしていた。
気付かれないように、目立たないように、人知れず咲く花の健気な姿が
いとおしく楽しい想いを、ありがとう。本当に感謝してるわよ。
メールのアドレス名にも使われている、私の大好きなまつむし草の花を
再び画面に登場。昨年の今頃榛名湖にて写す。
朝8時に家を出て、日比谷のTOHOシネマズ・シャンテへ。
映画、終着駅「トルストイ最後の旅」を観た。
ロシアの偉大な作家トルストイ没後100年で制作された映画。
制作はドイツとロシアの合作でセリフは英語で役者もほぼイギリス人。
82才で家出、ロシアの南の方面に向かう途中、病で倒れ病死する、
トルストイの晩年を描いた伝記映画で、理想主義のトルストイと伯爵夫人の
奥様は世界三大悪妻だったと書かれていたが、私はそうは思わない。
ただ、男性と女性の立場の違いだけだったように思う。
今日も残暑の厳しい一日だった。
アルゼンチン建国200年記念で、タンゴのコンサートが開かれていて
聴きに行った。
日本人は、他国のイベントをうまく利用して、便乗するのが得意よね。
どちらかと云えば、コンチネンタル・タンゴの方が好きだが、アルゼンチン・
タンゴの、どこか憂いが有って情熱的な南国のタンゴも良かった。
バンドネオンの音色が好い雰囲気を出していた。
今年中に後2,3回ミニコンサートに行く予定。
宿場町(現在は東京のベットタウン)として栄えた頃の面影を残す
遊郭跡は、バブルと共に無くなり、今はマンションに変わってしまった。
古寺に遊女の墓が残る(九十九楼)と石碑に書かれていた。
明治維新前夜の反幕の兵士の獄舎から
宿内を引き廻され処刑された小川啓の刑場跡。
北辰一刀流を創始した千葉周作が葬られた寺(宝光寺)
小山桶門(煉瓦橋)1898年建造。 本陣跡
500年前にタイムスリップをして、過去から現代までを4時間かけて、神社、寺、
を中心に先生が付き路地裏まで歩き歴史跡をたどった。
普段はこんなに穏やかな私の住むマンションも、昨夜は稲光と暴風雨が襲い、
風で波打つ木々や、くるくると舞い、水飛沫を揚げながら降る激しい雨を
窓から呆然と見つめていた。
現実の世界ではなく、映像の世界を見ているような感じだった。
幸いなことに、嵐は30分くらいで過ぎ去ってしまったが、自然の猛威って怖い。
猫は怖がって椅子の下に隠れてしまった。
デジカメに撮っておくのを忘れていた。
今日は嵐の一過で湿度の低い気持ちのいいお天気になった。
屋久島の一本の縄文杉は推定樹齢が7200年とか。
植物が本当にこんなに長生きできるのかしら。
不思議で、不思議でたまらない。
アメリカのグランドサークルを旅した時ヨセミテ国立公園で、2800年か
ら3000年は生きるジャイアント・セコイアの巨木を観てきたが、
樹肌は堅くコンクリートのようになっていて、樹が倒れても使い物に
ならないと聞いたが。
なぜ、屋久島の縄文杉は長く生き続けられるのかしら。