
今日も、昨日同様の試合なしの全学年練習。
前半2時間は、低学年。
昨日と同じように、遠くからながめていた。
「暑さ大丈夫かな。。。」
『見学しとけ!』・・・コーチの大きな声が聞えた。
(あれ、なにがあったのかな?)
『ウギャァ~ ウギャァ~ ○○くんがぁ~』・・・グランド中に響き渡る泣き叫ぶ子どもの声。
(あちゃ!こりゃまずいわ!)
すぐに、その子を呼び寄せた。
泣きじゃくっている。
「なきやんだら、理由を聞くから。」とだけ伝えて、黙って待っていた。
・・・
泣いても仕方がないことがわかったらしく、すぐに泣き止んだ。
理由を話だした。
△△くんに、僕の持っていた「ボールを返せ」と言われた。
嫌だと言ったら、横にいた○○くんにも、悪口を言われた。
「ボールは、僕が持っていたボールだし・・・」
・・・
だいたいのことは理解した。
「あれ?それだけで、コーチが怒るかな?」
「あばれたり、なぐったりしなかったかな?」
『した。』
「どんなことがあっても、なぐったりあばれたりはしたらあかんやろ!」
『うん。』
そんな感じの会話を続けた。
本人は、相手が悪いことを、僕にアピールしたいようだったが、
僕は、いつものように、そのことは、聞いていないふりを続けた。。。
「△△くんと、○○くんを呼んどいで。」
今度は、3人の話を聞いた。
「3人とも、自分に悪いところはなかったかな?」
○○くんが、あっさりと『悪口を言った。』と話した。
△△くんは、『僕が最初に使っていたボールだったから・・・』と話した。
本人に、「○○くんの話はそれでいいかな?」
○○くんは、「ごめんなさい。」と謝って、本人も納得した様子だったので、
そのことを注意して練習に戻した。
本人と△△くんとのボールの奪いあいについて・・・
「あれ?このボールは誰のボールかな?」
二人とも、チームのボールであることは当然わかっていた。
ありきたりだけど、
みんなで仲良く使わなければいけないこと。
二人とも、相手に譲ってあげてもよかったんじゃないかということ。
どちらが先に手を出したかはわからないけど、
どちらにしても、絶対に暴力がいけないこと。
それを、泣き叫んでもどうにもならないこと。
その他・・・
短時間だったけど、そんなことを話して、
二人どちらも謝らせて、練習に戻した。
出来事そのものは、たいしたことではないが・・・
僕自身にも余裕の時間があったし・・・
今回もゆっくりと、じっくりと子ども達に、
僕の思いを伝えることができました。(^-^)ニコ
読んでる私もホッ・・・と安心しちゃいます
>出来事そのものは、たいしたことではないが・・・
の、積み重ねが
大事になったりしますもんね。
やっぱり、余裕を持って、子ども達と接することができます。
僕なりに伝えたいこと。
これからも、伝えたいです。(^-^)ニコ