テレ朝ニュース: 画像改ざん?京都府立医大元教授が14論文で不正か
京都府立医科大学の元教授が、画像を流用するなど、不正に論文を作った疑惑が浮上しました。大学の調査委員会は11日に会見を開き、元教授の不正を認めました。
不正が見つかったのは、今年2月に京都府立医大を退職した松原弘明元教授の論文です。大学の調査委員会によりますと、元教授が一昨年までに発表した血管再生などに関する14本の論文に、データの使い回しや画像の改ざんなどが見つかったということです。このうち1本は、2004年に元教授が世界初とする臨床試験を行う前に、大学の倫理委員会に参考資料として提出していたものでした。松原元教授は、弁護士を通じて「ねつ造・改ざんなどした事実は絶対にありません」とコメントしています。
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