(10月10日撮影 日本平の茶畑)
静岡県は茶の生産量が全国1です。当然、茶園の面積も全国1です。
そんな茶畑に囲まれた環境で育ち、生活しています。
天気がよく青空が広がったので、日本平に富士山の写真を撮りに行きました。
残念ながら、夏のような天気、湿った空気で富士山はすっきり見えません。
日本平には茶畑が広がっています。
そこの茶の木に花が咲いているのが目に留まりました。
これから冬にかけて茶の木に花が咲きます。
茶の木の花はひっそり咲くので、目にしたことがない人もいるのではないでしょうか。
(茶の花)
ところが、手入れされていない茶の木には花が目立ちます。
手入れされていないから日の光がよく当り、花も多くなるのでしょうか。
今、荒れた茶畑が目立ってきました。
自宅の周りを見ても、手入れがされていない茶畑が目につきます。
茶の木は、「木」ですから、自然のままにしておけば上に伸びていきます。
茶園のきれいに波打ったようなうねは、新芽を刈り取りやすくするため剪定しているからです。
常にそのための作業をしていることで、4月頃に刈り取りができます。
(中段が手入れされていない茶の木)
ところが最近は、そのような作業をする後継者がいなくなるなど、荒れた茶畑が目につくようになりました。
一度伸びてしまった木は、剪定しても元のような状態に戻すことはできないので、植えなおすしかありません。
それも手間暇かかるので、結局放置されたままになっています。
きれいに手入れされた茶園の横に、伸び放題の茶の木を見るのは切ない思いです。
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